lionusの日記(旧はてなダイアリー)

「lionusの日記」http://d.hatena.ne.jp/lionus/としてかつてはてなダイアリーにあった記事を移転したものです。

journal

図書館司書向けの雑誌らしい。

情報の科学と技術 Vol.62 (2012), No.8 情報科学技術協会というところの雑誌です。 図書館司書向けの雑誌のようです。 今度の日心ワークショップで話題提供*1される先生が寄稿されているので、丸ごと読んでみました。 情報セキュリティの歴史とか最近の動向…

精力的。

外山美樹先生のポジティブ・イリュージョン(以下PI)関係の論文を1999年から2011年のものまで15本にざっと目を通していました。 CiNii経由で、ほぼすべて電子化されている論文が読めるのは有難いです。 PIは適応的か不適応的なのかという二分極的な論究は意味…

「学長から『これ以上騒ぐと学士号は与えない』という警告を受けた」スキナー先生。

B・F・スキナーの生涯(pdf) Twitter経由で知りました。大学の紀要論文です。 タイトル通りの内容+行動主義への批判に対する反論で構成されています。 行動主義が攻撃されるのは,お前になんか「コントロール」されてたまるかという感情が先に立つからなんで…

限られた名人にのみ可能なことではないか。

学びにおけるインターラクション(佐伯胖,情報システム学会誌Vol.4, No.1,2008) ←PDFファイル 人間が学び知るのは,情報を収集し脳に知識を溜め込むことではない。そうではなく,モノ,人,コトの中でモノになったり,人の身になったり,コトの世界に我が身…

質問紙構成の複雑さに悶絶する。

現代日本人の法意識研究の理論モデルとリサーチデザイン ひょんなことで,先週から,lionusは法学の大学院授業にオブザーバとして参加させていただいております。 明日のその授業の予習のために*1,上記論文pdfにアクセスし,ざっと読んだところ,その質問紙…

CIとBIと松本隆。

競争とインテリジェンス リンク先でフルテキストPDFが読めます。 business intelligenceとcompetitive intelligenceの違いを読めたのがまず面白かったです。 ビジネスインテリジェンスのグルとみなされているDedijer博士は当初より競争相手の情報を取ること…

ライダー版タロット「正義」のカードにそっくり。

大学図書館の中を歩いていたら,カレント雑誌の棚に並んでいるのを見て,思わず手にとってしまいました。 なぜ,「思わず手にとって」しまったのかというと,ライダー版タロット「正義」のカードの図柄とよく似ていたからです。 細かいところでは違いはあり…

第4回情報通信文明史研究会。

先日,情報通信学会の情報通信文明史研究会「第4回情報通信文明史研究会『情報通信の言葉を巡って』を聴講してきました。 『伝から電へ ― 近代通信の用語の定着の一断面 ― 』新井 菜穂子氏(国際日本文化研究センター 准教授):「伝信 」から「電信」に用語…

おたく探し?

Title: Prevalence of Pathological Internet Use among University Students and Correlations with Self-Esteem, the General Health Questionnaire (GHQ), and Disinhibition.(原文PDFへのリンク有) GHQについて文献検索していたら,引っかかってきたの…

marginal man

大学における統計学の教育・研究環境とその問題点 村上征勝 統計数理,43(2),367-375 1995:「情報処理教育といっても,その中心はプログラミング教育を初めとした計算機の活用法にあり,情報の科学的な分析法を考える統計学にはさほど重点は置かれていない…

昨日かき集めてきた分のチェック。

シンポジウム「大学教育における統計学」報告 統計数理,41(2),251-266 1993:シンポジウム報告なので内容は薄い。資料としてカリキュラム編成や各学問分野における統計学シラバスの内容項目とキーワードの案がある。 統計教育にいま、何が求められているか…

一発検索。

雑誌記事索引でキーワードを入れ入力したら,一発クリーンヒット。 日本統計協会が発行している雑誌「統計」の2005年5月号。「統計リテラシイ」の特集です。 統計リテラシイ(井出満)p2-7:「統計リテラシイ」とは何か概説。 社会科学と統計リテラシイ(井…

ペットと高齢者。

Stressful life events and use of physician services among the elderly: the moderating role of pet ownership.(Siegel JM,1990) 高齢者対象の研究。ストレス状況下で,医師受診の頻度がペット飼育者<非飼育者という結果。ペット飼育はストレス緩和に効…

ペットと人間。

Differential effects of pet presence and pet-bonding on young children.(Poresky, RH, 1990) 幼児対象の研究。ペットとの絆と社会的能力および共感性とは相関。単にペットを飼っているということよりもペットとの関係性こそが重要であることが示された。…

AIDSとペット。

AIDS diagnosis and depression in the Multicenter AIDS Cohort Study: the ameliorating impact of pet ownership.(1999) AIDS発症者において,ペット飼育者の方が抑うつの程度が低い。 AIDS発症者におけるストレスを,ペットが緩和してくれる可能性がある…

カウンセラー志望と愛情乞食。

lionusはかなり現実的な理由から母校を志望して入学したのですが,入学後に「もしかして自分は場違いなところに来てしまったのではないか?」と不安になったことがあります。 lionusの志望理由:英文科など英語専攻でなくても,英語の中高教員免許がとれて,…

アニマルセラピー(2)。

個人的メモ。獣医系の雑誌には多数あるが手がまわらず。 渡辺ら(1998):ペットの飼育とパーソナリティ : ペット飼育の有無とペットへの態度によるパーソナリティ・対人行動・ストレスの差異の検討 ペットの飼育者・非飼育者間に有意差が存在した尺度は,ペ…