人間は心に暇がある生物。
- 作者: 岩明均
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2010/01
- メディア: コミック
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断片的な記憶はあるのですが,連載の時期的に完結までは読めていないだろうし,あの話をどうやって終わらせたのか,気になったので「完全版」を買って8巻を2時間半ほどで読み切ってしまいました。
Wikipediaより:
ある日、空から多数の正体不明の生物が飛来してきた。その生物は鼻腔や耳介から人間の頭に侵入し、脳に寄生して全身を支配し、他の人間を捕食するという性質を持っていた。寄生後も見た目は人間そっくりに擬態する、彼ら「パラサイト」は、高い学習能力から急速に知識や言葉を獲得し、人間社会に紛れ込んでいった。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AF%84%E7%94%9F%E7%8D%A3
人間をぱっくり頭から食べてしまったり,力任せに食べ散らかしてあとには”ミンチ”しか残らないような捕食行動など,描写はグロいのですが,絵柄がぎこちない(スミマセン)のでその分救われているような気がします。かといって,電車の中で広げて読む気にはなりにくいマンガですが。
マンガという表現形式が日本で洗練され,高められていることは日本に生まれ日本語を母語としている自分にとって,このような作品(この寄生獣に限らず,様々なクオリティ高い作品)が読めて幸せだな〜と改めて思いました。