lionusの日記(旧はてなダイアリー)

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人が多すぎて覚えきれないが読めてしまう。

静かなるドン (85) (マンサンコミックス)

静かなるドン (85) (マンサンコミックス)

用事と用事の間の空き時間に,久しぶりに漫画(ネット)喫茶に入ってみました。
PCを立ち上げてメールとRSSリーダのチェックをした後,何か漫画を読んでみようと本棚を眺めていると,目に付いて一気に15冊くらい読んでしまいました。
まさかまだ続いているとは思わなかったです。参考:Wikipediaの記述
現在は85巻が最新刊のようです。
この漫画が連載されている雑誌は見た(探した)ことはないので,どのようなカラーの雑誌に連載されているのかは分かりませんが,多分コンビニでlionusが近寄らない青年(成人?)コミック誌のエリアにあるものだと思います。グラビアアイドルが表紙の本とかと一緒に並んでいそうな感じ。
以前,自宅近所の漫画喫茶で「えらく長く連載してるな〜どんなんだろ」と軽い気持ちで1巻から読み始めたのがきっかけです。主人公は若くしてヤクザの親分なのに昼間はランジェリーメーカーのうだつの上がらない社員というギャップがこの漫画の大黒柱です。周囲の組員とかもう無茶苦茶なキャラが満載だし,話の展開はコテコテかつ暴力的(ヤクザ漫画ゆえ沢山死人が出るんです><)でスペクタクル(笑)なのですが,先述の「大黒柱」と,会社の同僚の秋野さんとの恋話が絶妙に絡み合い,ついついハラハラドキドキ読まされてしまう訳分からんパワーのある漫画です。
その漫画喫茶にはしばらく通い続けてかなりの巻数読破しました。しかし,その漫画喫茶の閉店により漫画を読む機会が自然消滅してこの「静かなるドン」のことは忘れていました。
でも,今日本棚で85巻まで並んだ背表紙を目にして「ワタシ一体ドコマデ読ンダンダロウ」と思いつつ,「確か核爆弾がどうたらこうたらというあたりで自分的には終了していたはず」と,「続き」を探して読んだわけです。
過去からの話の流れ(文脈)などかなり忘れてしまっているはずなのですが,全然違和感なく読めてしまうのは不思議でした。多分,途中歯抜けでも,また,途中から読んでもある程度楽しく読めるような「加減」がされているのだと思います。
この漫画の作者については,他の作品を知らないので力量のほどはよく判断できませんが,プロ漫画家としてはかなりの手練れだと感じました。
それにしても秋野さん*1,作品初期から最近まで,キャラ変わり過ぎです(ハハハハ...

*1:この漫画のマドンナ的存在