でかいプードル。

まずはご覧下さい。

プードルといえば，小型犬と思われる方がほとんどだと思いますが，それらはもともとは大型犬（鳥猟犬）であったものを小型に改良（？）したトイ・プードルであり，もともとのプードルはスタンダード・プードルと呼ばれています。
小さいトイを見慣れている目には，あまりの大きさに一瞬「ぎょっ」とされるかもしれませんが，別に何かの突然変異で大きくなった訳ではなく，大きい方が「標準（スタンダード）」なのです（笑
愛玩犬としてのトイ・プードルは安定した人気がありますが，テティベア・カットという愛くるしいカットスタイルの流行もあり，テティベア・カットの似合うアプリコットなど茶系統のトイが最近は多数見られます。
一方，「元祖」であるスタンダードは滅多に見ることがないのですが，lionusの近所でしばしば，このページで見られるような，プードル独特のカットを施した黒色のスタンダード・プードルを目撃することがあり，その度に独特など迫力に惚れ惚れしながら見とれてしまっていました。
先日も大学の近くで，飼い主と散歩中の彼（彼女？）を見かけたのですが，下校途中の小学生に恐る恐る触られていました。
うん，確かに「巨大」だから怖いよねぇ，と思いながら少し離れたところから眺めていたところ，黒プードルは先に毛玉のついた尻尾をぷりぷり振って愛想よく対応していたので，小学生たちも気を許して本格的に撫で回し始めていました。
迫力のある（でも綺麗な）ニューハーフのおねい様にびびりながらも，話しかけてみたらとても気さくで話がはずんだというような風情だったのが妙に笑えてしまい，その後しばらくはlionusまでhappyな気分で過ごせてしまいました。