lionusの日記(旧はてなダイアリー)

「lionusの日記」http://d.hatena.ne.jp/lionus/としてかつてはてなダイアリーにあった記事を移転したものです。

ミュータブルサイン三連発。

ミュータブルサイン(柔軟サイン)とは,双子座・乙女座・射手座・魚座のことを指します。

■柔軟宮(変通サイン)…融通が利き、状況に応じて我が身を変化させる。飽きっぽい。柔軟宮同士では互いが互いを流されやすいと感じるが、あまり気にしないことが多い。日本では柔軟宮にリーダーシップが求められやすい。双子座、乙女座、射手座、魚座

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なぜ三連発なのかというと,この3月にミュータブルサインに太陽のある人から占星相談を受けることが続いたからです。
まず第1弾は,3月初旬に,友人(この人も乙女太陽)経由で双子太陽女性の占星鑑定をしました。
第2弾は,数日前に非常勤先の懇談会で初めてお会いした方との雑談から,双子太陽男性&女性に対して,12星座占いレベルの即席運勢鑑定などをしてしまいました。なお,そこには古くからの友人が新年度から着任する予定で,顔見せのために出席していて何年ぶりかに再会したのですが,彼もそういえば魚太陽でした。
第3弾は,数日前に友人(乙女太陽)と久しぶりに会いお昼を食べた際に,彼女の運勢について少し話(鑑定)をしました。
3月初旬の第1弾の相談は,少々気合を入れる必要があったので,Stargazerホロスコープ作成ソフト)とSwiss Ephemerisを使い,出生時のホロスコープ解釈に加え,ここ数年の運勢も考慮に入れた考察をしました。Ephemerisで今後のトランジット土星(いわゆる不運の星)の動きをチェックしながら,思わず声を上げてしまいました。
2007年9月3日からのトランジット土星は,星座をまたいで逆行するじゃないか!と。
獅子太陽のlionusは,トランジット土星が獅子座にいつからいつまで居るかということは非常に気にしていたのですが(だって不運の星ですもの),その土星が今年の9月初めに乙女座に入ってから後のことは気にしていなかったので,今更ながら(Ephemerisを見ればすぐ分かることなので)驚いてしまいました。
ところで,トランジット土星が星座をまたいで逆行することの何が驚きなのか,不審に思われると思いますので,少し説明させていただきます。
土星の公転周期=12星座を一回りするのは約29.5年かかります。よって,1つの星座には約2年半弱ほど滞在することになります。例えば,現在のトランジット土星は,2005年7月中旬〜2007年9月初旬まで獅子座に居る予定で,この場合約2年と2ヶ月に少し足りないくらいの滞在です。
さて問題の乙女座には,2007年9月初旬〜2009年10月末まで居て,天秤座(乙女座の次の星座)に入っていくのですが,2010年4月に再度乙女座に逆行して戻ってきて,7月下旬まで乙女座に滞在します。例えていえば,うざいオヤジがやっと居なくなったと思ったら,ちょっと近所のコンビニに行っただけでまた戻ってきたという感じでしょうか。正味の乙女座滞在期間は2年半ほどだが,影響力としては3年近く続くという損な星回りです。
乙女座に居るトランジット土星は,上記のミュータブルサイン4星座にとってしんどい星回りとなります。

  • 双子太陽・射手太陽にとって→トランジット土星が90度→やることなすこと,ことごとく邪魔が入る。持ち前の柔軟さ(これが駄目ならあれ,とか)で乗り切ろうとするが,それがかえって裏目に出るかも。
  • 乙女太陽→トランジット土星が0度→逃げられない避けられない千本ノック。星飛雄馬になった気分で乗り切ろう(?)。
  • 魚太陽→トランジット土星が180度+トランジット天王星が0度→2003年3月から天王星が居るため,魚太陽の人の中にはいささか壊れ気味というかぶっ飛んだことをしでかしているケースがあるが,そこにウザイ頑固親父がガチンコ勝負を仕掛けてくる模様。現実を見ろという圧力がひしひしと。