ミュータブルサインの串刺し。

ネイタルやプログレスに対するトランジットの影響をみるため，3重円を眺めることが多いのですが，皆既月食が話題になっているので，今晩の満月のトランジットチャートを単独で出してみました。
ぱっと見てミュータブルサインに星が集中しているのが目につきます。カーディナルが0，フィクスドが3，ミュータブルが7です。おおお。
満月チャートですから，乙女太陽と魚月は当然オポジションですが，乙女水星と魚天王星がオーブ1度未満のオポジション。昨日は電車関係のニュースが報じられましたが，
車掌が回送電車で無免許運転　阪急神戸線（神戸新聞）
国交省への報告５日後　山電飾磨駅停車トラブル（神戸新聞）
天王星関係でも人身事故報告ではなく，まだよかったかなと思いました。こういうケースで火星が絡むとまずいのかもしれませんね。*1
以上2つのオポジションが魚−乙女を串刺ししているのに加え，双子には火星，射手には木星・冥王星がありますので，オーブ無視のサイン関係だけで考えれば，ミュータブルのグランドクロスです。ということは，しばらくミュータブルサインでオポジションやスクエアがトランジットのオーブ内（1度くらい）でちょこちょこ発生するはずなので，トランジットチャートをStargazerでぐるぐる回してみました。
以下，主な配置です。

• 9月3日夕方：乙女太陽と射手木星のスクエア（10〜11度），乙女水星と射手冥王星のスクエア（26度），双子火星と魚天王星のスクエア（16度），双子月と乙女土星のスクエア（0度）・・・それぞれ微妙にずれていますから，串刺しと串刺しが直角に交わってグランドクロスになることは回避されていますが，土星乙女イングレス直後からかなりピリピリした感じの配置です。
• 9月4日：前日の配置から双子月が進んで火星と合になり（月−土星のスクエアは解除），双子月・火星−乙女太陽−射手木星のTスクエアが出来ます。月火星トリガーでこの日の方が実際のイベント（口論や舌禍とか）発生率は大きいかも？
• 9月11日：新月なので，乙女太陽と月の合（18度）。ややオーブゆるいがこの月と太陽は魚天王星（16度）とオポジション。双子21度の火星も含めればTスクエア。これもなかなか剣呑です。
• 9月19日：双子火星−乙女太陽−射手冥王星のTスクエア（25度〜26度），射手木星と月の合（遅くには月が移動して冥王星と合）。吉凶混合というか悲喜こもごもというか使いこなしにくい組み合わせです。

9月23日には太陽が天秤に，9月29日には火星が蟹にそれぞれイングレスするので，ミュータブルサインでのオポジション・スクエア多発状態も一区切りです。
内閣改造直後の9月，乙女太陽の安倍−麻生AAラインの動向からは目が離せません。

*1:トランジットで事件事故を検討することがほとんどないので無責任モード。