T土星スクエアが準備した状況に，T月がトリガーを引く。

以前，民主党の小沢一郎氏が一旦党代表辞意表明した時，ああなるほど，トランジット土星スクエアだからねと納得した記事を書きましたが，その後辞意撤回したので驚くとともに，でもトランジット土星が乙女（小沢氏の双子太陽にスクエア）にある間に，辞任せざるを得ない羽目になるのではないかと，ずっとずっと注目していました。
その後，西松建設の件が出てきたので，ああやっぱりね，それでいつ辞めるんだろうと眺めていても，なかなかしぶとく続けておられるので，ううむ*1と思っていたら，とうとうお辞めになられましたね。
2007年に一度党代表辞意表明された時に，

ちなみに、辞任表明会見の時間（11月4日16時37分）のトランジットは、乙女でT土星合N月に、T月が合でまさにトリガーを引いた形になっていました。

http://d.hatena.ne.jp/lionus/20071105#p2

と書いていましたが，今回の”本当の”辞意表明会見の日時（5月11日17時頃）のトランジットも，T月が奇しくも効いています。
今回のT月は乙女のT土星合N月に，射手のT月がスクエアです。ひえええええ。
晩のニュースで小沢氏代表辞任を知り，もしかしてT月がミュータブルサインではないかと直感したのですが，ドンピシャで我ながらびっくりしました。
あと，もう一人，ミュータブルサイン太陽の有名人にトランジット土星らしい出来事が起こっています。
小室哲哉氏です。
小室哲哉氏は，射手太陽4度で，双子太陽2度の小沢氏と，太陽オポジション＝対になる関係です。
小沢氏がトランジット土星とトランジット月のスクエアで「首を切られた」体になった同じ日に，対となるネイタル太陽をもつ小室氏も，執行猶予付きとはいえ，有罪判決という「断罪」を受けたのは，占星的には非常に興味深いです。
lionusは今まで，トランジット月は動きが速いので，運気（運勢）をみるのにはさほど重視してこなかったのですが，月よりも動きの遅い感受点によって準備された動きが現実化（表面化）するきっかけを作るという点では，ゆめゆめ軽視すべきではないと感じました。

*1:ひょっとしたら強制終了＝病気もありかねない？