lionusの日記(旧はてなダイアリー)

「lionusの日記」http://d.hatena.ne.jp/lionus/としてかつてはてなダイアリーにあった記事を移転したものです。

分かっていないと質問できない。

甲南大の公開講座「人の知能と機械の知能」,第3回目を聴講してきました。
結果からいうと,今回はほとんど理解できませんでした。
会場の他の受講生の方のほとんどが恐らくlionusと同じではなかったかと思います。
さすがに,オトナ(人格的な意味で)ばかりの会場でしたので,講義内容が理解できなくとも,机に突っ伏して寝たり,私語を始めたりといった,講義に対する敬意が感じられない行動は全く発生していませんでしたが,lionusの前の席の人は,途中で持参した本を読み始めるなど,よく観察すると微妙〜なふいんきが漂う90分でした。
講義の終わりに,「それでは全体の質疑応答をしたいと思います」と講師の先生はおっしゃったのですが,フロアからの質問は1件のみ。「〜のスライドのところで,”雰囲気”とか”臨場感”といった定性的なものを問題にされておられましたが,そういったものはどうやって定量的に測定するのですか?」というものでした。*1
ところで,前の2回目の講義内容は面白かったので,また後で書きます。

*1:なぁんとなく,学会発表などで,フロアから質問が無いときに,座長が気を遣って登壇者にする質問みたいな印象を受けました。あくまでも「印象」ですが。