lionusの日記(旧はてなダイアリー)

「lionusの日記」http://d.hatena.ne.jp/lionus/としてかつてはてなダイアリーにあった記事を移転したものです。

土星ハードの時期ってさあ。

標題の「土星ハード」というのは,トランジット土星がネイタル太陽に対し,90度,180度,0度の角度をとることを意味しています。*1
その土星ハードの時期は,占星的には「不幸」な時期として扱います。
土星=必ずしも凶や不幸じゃないよ!という考え方もあるようですが(モダン占星),いずれにしても自分の有り様のチェックおよび変革を迫ってくる時期であるとlionusは経験的に捉えています。
人は出来れば現状維持していたい(タナボタイイコトがあれば嬉しいけどさ)性向がありますから,現状チェックおよび変革を迫る土星はウザイ(=不幸)存在となります。
以下は個人語りです。占星に興味ある方ならひとつの具体的事例としてネタにはなるでせう。
ネイタル獅子太陽のlionusは,2005年7月中旬〜2007年8月末までが土星0度(ハード)の時期でした。
土星が自分のネイタル太陽の星座に居た時は,早く出てってくれとやり過ごす気持ちで一杯だったのですが,今思い起こすと,その時期は普段お世話になっている研究会絡みの案件にどっぷり浸かった時期であったように思います。
現在は,土星は隣の乙女座に居る訳ですが,土星獅子の時期と今と何が違うかっていうと,その研究会に対するスタンスではないかと最近はっとしました。
丁度昨年9月初めのトランジット土星星座移動の頃から,研究会へのコミットメントを下げたくなってきつつあったことに,最近改めて気がつきました。現実行動面では,9月以降も研究会には参加しているのですが,内面では一種の潮時かなと思うことがありました。
人間の心は星座移動で切り替え=デジタル的ではなく,徐々に移行するアナログ的というか慣性の法則的なものが働くようにも思うので,9月始め土星イングレスの影響が半年くらい経って出て来てるのかもしれないと個人的な実感を持ちました。
かいつまんで言いますと,lionusの場合,トランジット土星の時は自分を作り変えるような動きが自然と起こってくるのではないかということなのです。
ただし,トランジット土星が自己の刷新(上書き保存)を要求するというのは,万人にあてはまることではないとも思います。個人のネイタル土星の状況に依るところもあると思いますので,あくまでも参考程度に考えてください。
以下,トランジット土星ハードの時期の振り返りです。

  • 最近の2005年7月半ば〜2007年8月末:自分の元々の専門とは異なる世界での活動(異分野の方との共同研究)。*2
  • 1998年6月〜2001年4月:パソコン通信&インターネット上で占星関係のやりとり多数(パソコン通信のフォーラム内でのやりとりで占星について貴重な勉強をさせていただいた)→現在の占星技術の礎はこれがないと成立しなかった。
  • 1991年10月〜1994年1月:外見のドラスティックな変化;つまり,お化粧したりとか髪を伸ばしたりとか,そういうこと。*3
  • 1982年12月〜1985年11月:これはよく分かりません。トランジット土星はひょっとするとある程度の自意識みたいなものが確立していないと効かないのかもしれませんね。

*1:0度を”ハード”扱いするのは,土星はマレフィックだから。

*2:きっかけは2004年からではあるのですが。

*3:後の同窓会で,lionusをlionusであると判別できなかった男子が複数いたらしい。でも決して整形などしていません!本当に!中身(素材)は変わらないのに,髪を伸ばしたり服装を変えるだけで他人からの扱いが面白いように変わるということを痛感した時期でもありました。