地震と火山の日本を生きのびる知恵

地震と火山の日本を生きのびる知恵

東日本大震災後の出版です。各章冒頭に室井滋さんとの対談も挿入されています。
タイトルを見ると読むのに思わず肩に力が入ってしまいそうですが，あまりその辺は期待(？)しない方がいいと思います。知恵というかこころがまえというか，何というか”トン●モ”一歩手前な内容*1もあります。
でも日本は北米プレート，太平洋プレート，フィリピン海プレート，ユーラシアプレートが押し合いへし合いしている上に乗っかっていて，まあ危ないことこの上ないこと，そして東日本大震災で北米プレートと太平洋プレートの境がバリッと大きく動いたものだから，それにともない日本のあちこちも動きが活発になってしまう(→地震や火山噴火；実際，東日本大震災後，あちこち噴火してるしね〜)ことはよく実感できました。そして東海・南海・東南海地震→「西日本大震災」の危険度についても。揺れはその時しのげばいいとしても，津波でどの辺まで浸水するのかは気にしておかねばならないなあ。

*1:危機を感知できる感性とかいう話になるともう，何ともいいようがない。