部長の資格 アセスメントから見たマネジメント能力の正体
部長の資格 アセスメントから見たマネジメント能力の正体 (講談社現代新書)
- 作者: 米田巖
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2013/11/15
- メディア: 新書
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第1章では「(1)非常時に弱いタイプ」から「(18)信なく立てないタイプ」まで「困った部長」のタイプを羅列していますが,ネガティブ事項を列挙するという点で,以前読んだことのある「成長できない10のネガティブ特性」の一連の記事を想起しました。
**10/9追記
ざっくりとまとめると,部長は従業員だけど経営陣に近い立場にあることから,(1)自分の部の目的目標を具体的な活動に落とし込み実行する(させる)能力と,(2)部下を育成する能力,この2点にいろいろが収斂するということだと思います。(1)については,自分の部の目的目標は,会社全体から自分の部の立ち位置を俯瞰することができてはじめて的確なものが導き出せるのであり,(2)については,部長である自分がいなくなっても(あるいは,昇進して経営陣に入っても)この会社が存続発展できるために後進をしっかり育てておく必要があるからです。