lionusの日記(旧はてなダイアリー)

「lionusの日記」http://d.hatena.ne.jp/lionus/としてかつてはてなダイアリーにあった記事を移転したものです。

某国公立大学法学部を首席で卒業した方のコメントだそうです。

法学部首席が語る、新大学生が今読むべき本

内容があいまいであるとよく批判を受ける「コミュ力」なる概念ですが、このような定義をされた「コミュ力」であれば、社会で生きる上で、誰かと仕事をする上で、あるいは新たな価値を生み出す上で、非常に大事なものだといえます。
では、この「コミュ力」を身につけるのに当たって、大学の授業と試験というカリキュラムに真剣に取り組むことが最適の方策である、と言うとみなさんは驚かれるでしょうか。
実は大学の単位認定試験というのは、授業で教授の言ったところを正確に理解し、教授が与えた質問を正確に把握し、求められた解答を分かりやすい日本語で表現できなければ、最高の評価は与えられないようになっているのです。
したがって、最高の評価を得ることを目標に日頃の学習を継続していけば、自然と前記の意味での「コミュ力」は身につくのだ、というのが私の持論なのです。

twitter経由で読みました。
前日の自分の記事

実は,文科系の”地頭”は,従来からのアカデミックな教育でも十分養われていたし,今でもそうだと思います。例えば,マンモス上位私大の社会科学系学部では,「ゼミなしは内定とれない(とりにくい)」と言われていたりしますが(lionusの狭い見聞の範囲内では),ゼミに入って教員から突っ込まれたり,ゼミ生同士で相互批判しながら,それぞれの専門テーマを(短い期間であっても)深めていく過程で磨かれていく”地頭”があるのだと思います。

と重なる部分があるのかもしれない,と手前味噌気味ですが,思いました。