lionusの日記(旧はてなダイアリー)

「lionusの日記」http://d.hatena.ne.jp/lionus/としてかつてはてなダイアリーにあった記事を移転したものです。

疑問・思ったことを断片的にメモ。

  • 大量の瓦礫を処理必要→埋め立て&焼却処分だろうけど,特に後者の場合露天で燃やすのではないかと思われ,その煙による粉じんの健康面影響は?有害物質対策は?
  • 廃棄物焼却処理の煙だけでなく,津波で陸上に海の砂が大量に上がっており,その砂の粒子がどれだけ細かいか分からないけど,津波の水が引くor乾くにつれ,砂ぼこりがすごいことになりはしないか→粉じん防止のためのマスクと目を守るためのメガネ(花粉対策のとか)が大量に必要?
  • 被災地の大学等の就職活動生の移動手段は?就職活動においては,被災地の大学だからといって考慮されるとは考えられない→阪神淡路大震災の時には,被災地の大学(の学生)だからという配慮はなかったように見える。セミナーや面接等に寸断された鉄道を乗り継いだり,歩いたり,代替バスに長い列並んで向かっていた→乗れるまでの順番待ちと渋滞で時間は計算できないし何よりも身体的負担がすごかった模様。無形だけどこのコストはものすごいハンデのはず。
  • 東北新幹線再開の見通しが立たないので,東北から東京方面に行く手段がバス・飛行機に限られてしまうし,飛行機についても仙台空港が使えない状態なので,長距離高速バスが就職活動生のメイン手段になりそうだけど,震災救援等で道路が慢性的混雑になることを考えると,時間がますます計算できない等,より苦しそうだ。
  • 地震津波の発生時が午後で,子どもは学校,親は仕事や自宅で家事など,家族がそれぞれの場所にバラバラである割合大→地震発生が早朝で家族が自宅に揃っていた阪神淡路大震災と異なる→子どもは学校に居て助かったが,両親とも津波に流され死亡・行方不明のケースが多発?→両親を亡くした子どもへの支援をどうするか。被災地外に一次的に「里子」として預かり学校に通わせるシステムも出てくるかも(阪神淡路大震災のときあった)しれないが,長期的にはどうするのか。生活は,進学は?
  • 津波犠牲者の慰霊(サバイバーたちのためにも喪の作業が必要)と津波被害の教訓を記録する必要。
  • 岸に漂着した多数のご遺体の身元確認と火葬・埋葬作業をどう進めるのか。身元確認には先日のNZ地震のようにDNA鑑定を使うのか?*1
  • 地方だからかえってあまり心配しなくてもいいのかもしれないけど,家が無事でもライフライン不通とかで避難所でしばらく生活するケースも多いはず→家の無事を誰が守ってくれるのか?*2

*1:ご遺体数は何千の単位になることが予想され,身元確認に時間がかかると衛生的にも問題が出てくると思われ・・・

*2:不在の家を狙った泥棒とか不法侵入とかあったので・・・