世界がわかる現代マネー6つの視点(流動性とか銀行の自己資本比率とか。)
- 作者: 倉都康行
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 2006/12
- メディア: 新書
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TVやネットのニュースで使われている用語が色々分かった(ような)気がして有り難かったです。
村上ファンドの例など,日本では「嫌われている」ファンドについて,熱くもなく冷たくもなく,元ディーラーの立場を生かしつつ書かれているところは参考になると思いました。
この著者の他の本を読みたかったのですが,時節柄か現在軒並み貸し出し中なので,ぼちぼち読み進めてみたいと思います。
ちなみに,6つの視点はそれぞれ1つずつの章にまとめてあるようです。以下に章タイトルを示します。
- 投資時代への期待と幻想−資産運用の環境変化
- ポスト不良債権時代−銀行主導時代の終焉
- 経済社会を動かすファンド−「ファンド主義」は定着するか
- 米国型金融システムの揺らぎ−強さと脆弱さの危うい均衡
- 多極化へ動き出すマネー社会−多様化する国際経済
- 金融と社会との対話−金融は役立っているか