lionusの日記(旧はてなダイアリー)

「lionusの日記」http://d.hatena.ne.jp/lionus/としてかつてはてなダイアリーにあった記事を移転したものです。

トランジット冥王星凶角。

蟹太陽のアメリカとトランジット冥王星山羊入りに関する記事を書いた後,ではトランジット冥王星が蟹座に凶角をとった頃のことを考えないといけないよねと思いついて,そのままにしていたら,こんなニュースが飛び込んできました。

米、北のテロ指定解除へ=核活動の検証確約−ロイター通信
 【ワシントン11日時事】ロイター通信は11日、米政府が同日、北朝鮮のテロ支援国指定解除を発表する計画だと報じた。米当局者の話として伝えた。北朝鮮が核活動に関する検証を確約したのを受け、ブッシュ大統領が決断したという。国務省は同日午前11時(日本時間12日午前零時)に北朝鮮問題に関して記者会見する予定で、解除が発表されるとみられる。
 同通信によれば、先に訪朝した6カ国協議の米首席代表、ヒル国務次官補(東アジア・太平洋担当)は、検証に関する合意案を持ち帰った。同案には、北朝鮮が従来、約束していなかった「幾つかの重要な要素」が含まれているという。(2008/10/11-23:31)

http://www.jiji.com/jc/c?g=int&k=2008101100367

いやあ,ほんと意味分かんないです。
徒然気学さんの「韓国とBush政権の迷走」に書かれている通りの状態のようです(このブログは,最近の韓国の通貨危機についての記事を中心に大変オススメです)。
7月4日生まれの蟹太陽アメリカが,トランジット冥王星に凶角を受けた時期(アスペクト無視,サイン同士の関係による)は,1971年10月〜1983年11月と,1984年5月〜8月となります。
70年代と80年代前半っていえば・・・ベトナム戦争とジャパンアズナンバーワンの時代ではないでせうか・・・
ベトナム戦争そのものはぐだぐだな終結でしたが,アメリカが初めて経験した「敗戦」であったことは明白だと思います。
80年代前半は,日本がイケイケの裏返しでアメリカの自動車産業が駄目駄目になった時期でした。ちょうどその頃,日本車の台頭で割を食ったアメリ自動車産業の労働者による日本車をぶっ壊すパフォーマンスをニュースで見たような記憶があります。その頃は子どもだったのでよく憶えていませんが・・・
冥王星がサイン移動した後,日本がバブル崩壊した一方で,アメリカは息を吹き返し「世界の警察官」として力を盛り返したのですよね。
同じような構図が,今後も再現されると思われます。
トランジット冥王星は2023年3月に一旦水瓶座にイングレスした後,2023年5月に山羊座に出戻りします。2024年1月に再び水瓶座に入り,2024年9月に再度山羊座に出戻り,11月に再び水瓶座に入り,その後は山羊座に戻りません。
蟹太陽の福田氏がいきなり首相の座を投げ出して,乙女太陽の麻生氏が首相に就任したことは,日本そのものの運命については,ベストの選択ではなかったかもしれないけれども,最悪の結果を避けるためには必要であったと,しみじみ感じました。
冥王星オポジションよりは,冥王星トラインはずっと好いです。
土星スクエアよりは,土星合はまだ可能性があります。
乙女太陽のローゼン閣下,トランジット土星は重いでしょうが,その重さを背負うだけの価値があると神様(?)から期待されているのだと思うのです。