lionusの日記(旧はてなダイアリー)

「lionusの日記」http://d.hatena.ne.jp/lionus/としてかつてはてなダイアリーにあった記事を移転したものです。

8月1日の新月と8月17日の満月。

先日8月17日は,水瓶座での満月でした。占星的にいえば,獅子太陽と水瓶月のオポジションに,オーブ2度ちょっとで水瓶月と海王星の合でした。
この満月で最も影響を受けるのは,獅子あるいは水瓶にネイタル太陽など重要なポイントを持っている人です。次に,同じフィクスドサインの牡牛と蠍です。
lionusは,あまり新月満月は気にしていなかったのですが,8月17日の満月の翌日に,8月18日が誕生日のオリックス清原和博選手が,現役引退を表明したと知り,ああやっぱりと思う気持ちと,満月効果か?と驚く気持ちが交錯しました。
ちょっと検索してみたら,実は先立つ8月2日に,今期限りでの引退を示唆していたんですね。

 オリックス清原和博内野手(40)が2日、今季限りでの現役引退を決意し、最後の戦いに挑む意向を明かした。3日の後半開幕ソフトバンク戦(京セラドーム大阪)から約2年ぶりに1軍復帰。復帰会見で「もう来年、グラウンドには立てないと思います」と涙を浮かべ語った。これからの出場は8年連続Bクラスに沈むチームの優勝のために「玉砕」覚悟で戦い抜く思いを激白。PL学園、西武、巨人で一時代を築いた伝説の男が、現役最終章を迎える。
 清原が涙を浮かべ悲壮な決意を語った。昨年7月に軟骨移植手術を受けた左ひざは限界に近く、「この状態では、もう来年はグラウンドに立てないと思います。明日からの1打席、1球が野球人生の最後と思ってバットを振りたいと思います」と話した。3日のソフトバンク戦から1軍に復帰する。この日の復帰会見では今季限りでの引退を決意し、最後の戦いに挑む意向を明かした。

http://www.nikkansports.com/baseball/news/p-bb-tp0-20080803-391191.html

8月1日には獅子座で新月でしたので,さらに驚きでした。
「家族には1週間前に決意を伝えた」とありますが,8月2日の1週間前といえば,7月26日でトランジット太陽はすでに獅子座入りしています。8月1日獅子新月への前準備という感があります。
そして,新月で示唆された引退が確実になったのが,満月の翌日。
この満月は,清原選手のネイタル太陽にかなりタイトに重なります。また,チャートを見てみると,清原選手はネイタルに獅子太陽と蠍海王星のスクエアがあるので,今回の満月では,獅子N太陽・T太陽−蠍N海王星−水瓶T月・T海王星のTスクエアができました。全てオーブ2度程度で成立しますので,かなり効く配置だったと思います。
ううむううむ。

プロ野球オリックス・清原、引退へ 「記録」より「記憶」
 オリックス清原和博内野手(41)が18日、球団広報を通じ、今季限りの引退を表明した。
 夏の高校野球決勝の日に表明するところが、清原らしい因縁だ。名門・PL学園高では春夏の甲子園で史上最多の13本塁打をマーク。プロ入り1年目には高卒新人で史上最多の31本塁打を放った。その後は本塁打王など主要タイトルをあと一歩で逃し続けたが、無冠の帝王が残したのは「記録」より「記憶」。誰よりも多い通算サヨナラ本塁打(12本)やオールスター戦での通算打点(34点)が物語るように大舞台では脳裏に焼き付く活躍を見せ、千両役者ぶりを発揮した。
(中略)
 18日は41歳の誕生日だった。古巣の計らいで球場の大型映像装置に、在籍当時の映像などが映し出された。ビジターの選手としては異例の待遇だ。七回に代打で出場し、四球を選んで出塁し、代走に交代。報道陣の取材には無言で球場を去った。

http://mainichi.jp/enta/sports/baseball/news/20080819ddm035050140000c.html

海王星はポジティブな意味では夢や理想,ネガティブな意味では妄想や欺瞞といったものがあります。
もしかしたら手術したヒザの故障を克服できるかも,といった「願い」「夢」を断念し,終止符を打つきっかけになったのかもしれません。
あるいは,引退を「夏の高校野球決勝の日に表明」とか,「古巣の計らいで」「ビジターの選手としては異例の待遇」で誕生日を祝ってもらい出場,というところが海王星のきらめきを感じさせました。しかしそれは海王星ゆえ,儚さを伴うものではありますが。
一世を風靡した大スターの引退は大変残念ではありますが,何だかちょっとほっとした気持ちもあります。別にファンというわけではなかったのですが。
8月17日の満月は,lionusを含む獅子太陽の人間にとっては,こんな意味を持っていたのかもしれないと,驚きつつもとても腑に落ちた気がしています。
清原選手の野球選手としての才能と実績に敬意を払うとともに,引退後の第二の人生も充実したよきものになりますことを祈念しています。