先週末のまとめ。
- 6月27日(金):情報通信学会 情報通信文明史研究会 『情報通信史にみる破壊的イノベーション』(中野明先生)を聴講
以前拝聴したことがあるテーマだったのですが,改めて面白かったです。主査の押田先生はリタイアされてなお活発に活動されておられ,本研究会の今後はかなり面白いテーマが供されるのではないかと個人的に期待してしまいます。8月の研究会は,もしかしたら詫間電波高専であるかもしれないということで,日程が合えば夏休みのレジャー(笑)も兼ねて参加してみようかなとも思っています。
- 6月28日(土)・29日(日):日本情報科教育学会第1回全国大会 に参加
高等学校教科「情報」をターゲットにした新しい学会の最初の全国大会です。lionusはネタもないし,そもそも高校で教えてないので,発表はしませんでしたが,宿泊を伴わないので2日間参加してみました。個人的には,情報倫理関係の研究発表もしたことがあるので(TK先生が仕切っておられたとい理由だけではなく)2日目午後のパネルディスカッションは面白かったです。
全体的な印象としては・・・今後,(主役の一方である)高校の先生を呼び込むためには工夫が必要だろうなということと,あと,「情報教育」ではなく「情報科教育」と銘打ち,高等学校教科「情報」の範囲内でお話をしましょうね〜と学会名からして釘が刺されているのにも関わらず,「情報教育」とは何ぞやというところからバトルを起こしちゃいたいな♪って話になりそうな萌芽がみられたのが,個人的には気になりました。
だからさ〜,以前にも書いたように,そういうレベルに話を落とすとさ,
ごちゃごちゃのわやわやになり,場外乱闘にもつれ込むのがパターン化しているような気がするんですよね。
て,ことになってしまうのでわと,改めて思いましたです。
そもそも,「情報」とは何ぞやという対象(object)についての合意というか定義をしないと議論にもならないと思うんだよね。
対象(object)の姿が明確になってはじめて,それをどうするか(どう料理するか)という段階に進めるのでしょう。
懇親会@大津プリンスホテルにも参加しましたが,妙に手持無沙汰的に「漂流」されておられるエライ先生がおられたのが印象的で,かつ,ああちょっとまずいなとも感じました。
なかなか難しそうです。