lionusの日記(旧はてなダイアリー)

「lionusの日記」http://d.hatena.ne.jp/lionus/としてかつてはてなダイアリーにあった記事を移転したものです。

正直ビクビクしながらうかがいました。

少し前に,非常勤の人探し(ゼミ先輩依頼による)を研究会関係で相談させていただいたところ,幸い適任の方につながることができ,大変助かりました。その方を紹介してくださった方には面識が無かったのですが,一度ぜひお会いしたいということで,本日お茶をしてきました。
全く存じ上げない方だったので,事前に一応ネットで検索してみたのですが,やはり生な周辺情報が分からない方との初対面は非常に緊張しました。*1
非常に外向的で現実的なサクサクされた方で,普段lionusが接しているタイプの人(象牙の塔の中の人みたいな人)とは異質でチューニングに気を遣いましたが,お話が非常に上手く,興味深いことをお聞きできて大変有意義でした。
#先方はどうだったかは分かりませんが(^^;;

  • 英語で考える:研究では使う言葉(用語)の定義をしっかりすることが必要ですが,日本語で考えると定義が曖昧になってよく分からなくなるので,英語で考えるのだそうです。「情報倫理」だったら"ethic"と"moral",どちらが適当か,必要ならば英英辞典をひきながら考えると,段々と概念が整理されていくということです。
  • 壁をとっぱらって考える:要するに認知療法的なアプローチだと理解しました。こうあらねばならない,という思い込みで自縄自縛になることが,物事がうまくいかない原因だと考え,なぜそうでないといけないのか?と徹底的に問う。問うことによって自縄自縛や自ら設けている制限を無くすということだそうです。
  • 有能な人間の条件って何なのでしょうね。やるぞやるぞやるぞ(byシーザー)だけでも駄目だし,自分で自分に燃料を与えつつ,しかも進行方向が適切でないといけないでしょうしね。それを測定できる指標を作成することは可能なのか?

*1:一応lionusは対人接触は比較的良好だと思われていると思っているのですが,実際極内向なので,外面はどう見えようと非常な人見知りです。