lionusの日記(旧はてなダイアリー)

「lionusの日記」http://d.hatena.ne.jp/lionus/としてかつてはてなダイアリーにあった記事を移転したものです。

こんな学会があるんですね。

大学行政管理学会
先日,非常勤先のひとつで情報科目関係の懇談会&来年度に向けたミーティングがあったので参加してきました。
なかなか考えさせられる&参考になることもあり,個人的には有益だったのですが,会が終わった後,(会に同席されていた)情報システム室の職員さんと30分ほどお話する機会がありました。
その職員さんには,以前にもたまたま出会った時に長話になってしまうことがあり,よく分からないながらどうも「気に入られている」ような印象があったのですが,先日熱心にお話されていたことから何となくその背景が透けて見えたような気がしました。
詳しいことは分からないのですが,どうも

  • 人間の”有能さ”とは何なのか

そして,

  • そのような”有能さ”を持つ人間を育てるにはどうしたらよいか

というようなことに関心を持っておられるような気がしました。
社会人として仕事をしている人間なら誰しも,自分がサバイバルするために「”有能”になるにはどうしたらよいか」ということに関心が深いのは自然なことですが,そもそも「有能さ」とは何ぞやということを突き詰めて考えるというのはまた違うようにも思います。
そもそも「有能さ」とは何か,なんて考えるのは,研究者っぽい気がするんですよね。
そのあたり引っかかったので,ご本人のお名前と所属でググってみたところ,上述の大学行政管理学会のサイト内ページが出てきた次第です。
まあ,そもそもご本人は某国立大の理系M修了の方*1なので,研究者っぽい匂いがしても当たり前ではありますが,大学職員として単に給料分の仕事さえしてればいいと思うにとどまらず,自分なりの問題意識を持ち,問題解決の方策プラス新たな価値を創造しようというのは,やっぱり研究者くさいなぁと思った次第です。
この方が上述の学会にはどのようなスタンスで参加されておられるのかは分からないのですが,色んな学会があるものだなぁと思った次第です。

*1:以前の”長話”中,Mでやっておられた研究について話しておられた。加速器とか使っておられたみたいです。