lionusの日記(旧はてなダイアリー)

「lionusの日記」http://d.hatena.ne.jp/lionus/としてかつてはてなダイアリーにあった記事を移転したものです。

冥王星イングレス。

冥王星は「惑星」から「準惑星」へと格下げされてしまった星です。
天文学的には重要性が下がったといえますが,占星術におけるその地位については,まだ評価が定まっていないと考えてよいと個人的には思います。
占星的には,土星以降のいわゆる「トランスサタニアン」である天王星海王星,および冥王星は時代に影響する星としてとらえられています。
中でも,冥王星はひとつのサインに最も長く(占星で使う10天体のうちで)居座るために,その影響力の深さは最大視されてきた経緯があります。
2008年1月は,その冥王星がサイン(星座)を射手座から山羊座へと移動するという一大イベントがあるという点で非常に重要な月です。
前回,冥王星が蠍から射手にサインを移動したのは,1995年1月18日でした。
・・・そう,1995年1月17日の阪神・淡路大震災はまさにその直前だったのです。
Stargaserによると,1995年1月17日5時46分明石市で作成したトランジットチャートの冥王星の度数は,蠍座29.98度で射手にイングレスする直前です。
lionusがこの記事を書いている現在はまさに,阪神・淡路大震災が発生した時点と同様,トランジットの冥王星がサインを射手から山羊へと移動する直前です。
だからといってまた大地震が起こるかというとそうではないと思う(切に願う)のですが,個人的には何か大きな一区切りが来ているような気もします。
・・・lionusは多分,阪神・淡路大震災が起こらなければ大学院には行っておらず,したがって今のような境遇(非常勤で食いつなぐオーバードクター)にはなっていなかったのではないかと思うのです。
元来,大学入学時点ではこんな境遇になることなど全く考えていなかったのですから*1,今時点で振り返れば,阪神・淡路大震災が人生を狂わせた*2と言えなくもないです。
でも,一寸の虫にも五分の魂の如く,トランジット冥王星に押しつぶされたくないと云わんばかりの位置である9ハウス土星がlionusネイタルチャートにはあります。
品位は悪いし,トランジット的にも決して素直にhappyとはいえないけれども,何かしらの時機であることは確かであると通達されているような気がしています。
・・・なんてたわごとを書いていたら,1月26日午前4時33分頃,M4.6(輪島市震度5弱)の地震が発生したらしいです。
真下アナがんがってます。
==追記
5時定時ニュースは,真下アナかと思いきや,滑川アナに切り替わっていたのには少々びっくり。
ナメちゃんですか,そうですか,あはははは・・・という感想でした(個人的にわ;別に問題はないんですけどね,ナメちゃんでもね!)

*1:英語科の教員免許を取得し,英語科教員として堅実な人生を歩む目論見であった

*2:結果として幸せな人生であれば「転機」として振り返れるのでしょうが;”不遇”である現状からはこのような表現になりますね;苦笑