lionusの日記(旧はてなダイアリー)

「lionusの日記」http://d.hatena.ne.jp/lionus/としてかつてはてなダイアリーにあった記事を移転したものです。

取り(鳥)違え。

28日深夜放送の探偵ナイトスクープを録画していたものを今日見ました。

3.『インコのもらい手を探して!』竹山 隆範探偵
大阪府の主婦(75)から。ペットのミッキーちゃんを飼って40年になるが、うまく飼うと100年以上生きるらしい。もしミッキーが100歳まで生きたら、私は135歳まで生きないといけない。最近健康に自信が持てないため、私が死んだらミッキーはどうなるのか。心配で夜も眠れないので、ミッキーの面倒を見てくれる人を探して欲しい、というもの。

http://www.asahi.co.jp/knight-scoop/

飼い主のおばあさんはミッキーちゃんを大層可愛がっているようでした。lionusはインコがそんなに長生きするとは知りませんでしたので,40年間ひとりのペットを飼ってきたということにも,うまく飼えば100年以上も(日本人の平均寿命よりも長い)生きるとはびっくりでした。
で,結末ですが・・・必死に里親を探しまくったところ,神戸花鳥園にて特別に(普通は個人からの保護要請には応じない)引き受けてもらえることになりました。
園の前で涙ながらにお別れ会をとり行った後,職員の方に引き渡そうとしたところ,「引き取れない」と。
ミッキーちゃんはワシントン条約で絶滅のおそれがある種に指定されており,輸出入や売買・譲渡が禁止されているため,飼い主から引き取ることはできないのだそうです。それだけでも「アチャー(ノ∀`) 」なのに,さらに「この鳥は100年も生きないですよ。長く生きても40年くらいですよ。」と職員さんによるどんでん返しが。
確かにオウムには100年生きるといわれているものもあるが,ミッキーちゃんは「キボウシインコ」というインコの一種でそもそもオウムではなく,長生きしても寿命は40年とか。
したがって,飼って40年=40歳ならば,人間で言えば80歳〜100歳で,先に死ぬかもと危惧していた飼い主さんよりも「年上」なのだそうです。
昔は歌を歌っていたのに,最近は歌わなくなったと案じていたのも,「老化現象」のひとつかもしれないらしいし,とりあえずは飼い主のおばあさんよりも長生きするということは考えなくてもいいということで,探偵・依頼者(そして視聴者)ともどもへなへなと脱力してしまうような結末でした。
でも,飼い主さんの自らの死後のペットの行く末を案ずる心は尊いものですし,その心配は杞憂に終わったのはとりあえずよかったかなと思いました。
で,インコはそんなに長生きするものかと,「インコ 寿命」で少しぐぐってみました。
本当にそのようです。100年はさすがに珍しいようですが,もし飼う場合には10年,20年単位で考えるべきで,犬や猫よりも比較的長生きの様子です。また,鳴き声の大きさなど日本の住宅事情ではよく考えないといけないことが多いことがうかがえました。
オウム達の現実(ワールドパロットトラスト ジャパン)

我家のオウム

我が家の破壊魔です。(新築の家に引越して、出窓にケージを置いたらキレイにブラインドをかじってくれました)
大型のインコ・オウム類は趣味は破壊活動だと言っても過言ではないのでしかたないですね。

種類や個体差はあると思いますが『ギャァオォ〜』と言う雄叫びはすごいです。朝夕叫びます。

習性なので無理に矯正しようすると、ストレスになって毛引きしたり、すぐ噛む様になったり、オウムの方がノイローゼになってしまいます。(知能が高いって事は、そのような事もあるって事です)他にも、かじられる物はなんでも齧り壊します。脂粉も部屋中に飛びます。翔平は気に入らない事があるとエサ箱のエサをケージの外にブン撒きます。