lionusの日記(旧はてなダイアリー)

「lionusの日記」http://d.hatena.ne.jp/lionus/としてかつてはてなダイアリーにあった記事を移転したものです。

乙女太陽の類型論。

以前から,安倍首相は乙女太陽的なキャラクターの典型例(マスコミを通じ出てくる姿を見る限りでは)だな〜と思う一方で,AAラインのもう一方である,麻生外相は乙女座的なカラーとは一致しないなと思っていました。
しかし,ビジュアル占星学の乙女座男性に関する記述を読んで以来,頭の片隅で何となく考えていた結果,AAラインの安倍さんと麻生さんは,乙女座男性の2大類型であると自分の中では納得できました。

南国の太ったアンチャンを思わせるブラック系のノリの「色黒型」と、繊細さと知的な雰囲気のある細身の「色白型」に大別される。

前者は麻生さん的,後者が安倍さん的な乙女座の類型だと思います。麻生さんは太ってはいませんが,ブラック系=アウトロー系とスライドさせればぴったりです。

独特の怪奇趣味がある。パワーはかなりある。傷つきやすいところはあるが、その分十分ふてぶてしい。知的で屈折した個性が前面に出ると、非常にセクシーな魅力になる。

某巨大掲示板経由で「ウルトラマンガタロウ」のFlashを見たり,マスコミなどでマンガ好きを公言されていることが伝えられていたりするので,ネットでの人気はかなりのものだと承知はしていました。
最近,「麻生太郎研究まとめサイト@Wiki」なるものを発見し,関連する某巨大掲示板のスレッドなども読んだところ,まさに上述の「知的で屈折した個性」により多くの人を魅了していることが実感できました。
乙女座の支配星は水星ですから,基本的に「神経が敏感」であることは安倍さん型・麻生さん型ともに共通していますが,「神経が敏感」なことからくる「鋭い批評精神」の方向性の違いが両者を分ける分水嶺のような気がします。「鋭い批評精神」は他者だけでなく自分にも向けられますが,安倍さん型の場合はその結果が他者の期待や望ましい規範に従う「よい子」キャラとして表れ,麻生さん型の場合は世の矛盾を鋭く指摘しそれから一線を画そうとする「斜に構えた」キャラとして表れるのかなと思います。
ちなみに,同じく水星を支配星とする双子座との違いは,以下の記述に上手くまとめられています。

目上と目下でこうも態度が違うものか。誰でもオトモダチ感覚のミズガメ座やフタゴ座からすると、途方もない仁義の世界だ。オトメ座はこのように人間関係を横でなく縦でとらえる。目上にはひたすら甘え、目下にはひたすら親分なのである。

「仁義の世界」と書いてありますが,乙女は土のサインですから,仁義≒人情というよりは,現実的社会的なものに根拠をもつものに従う(弱い)という傾向になります。例えば,どこの会社に勤めているとか,年収はいくらか,家柄がどうか,といった事柄です。
双子座は水星が支配星であっても風のサインに属していますので,知的好奇心をくすぐるものであればその物質的背景(人間であれば社会的地位など)は問わないので,「誰でもオトモダチ感覚」と書かれるのだと思います。しかし,双子座は「面白くないもの」には価値を認めないので,例えば,双子座の丁々発止のノリに(能力的,あるいは性質的に)ついて行けない人は,(双子座的には)「オトモダチ」にすらなれないというところがあります。
乙女座と双子座では「オトモダチ」になりたい,「オトモダチ」として認めるポイントがそれぞれ違うともいえますね。*1

*1:当然,乙女座では相手の現実社会での属性,双子座では相手と話していて面白いかどうか。