メッセージ分析の技法―「内容分析」への招待(骨が折れた。)
メッセージ分析の技法―「内容分析」への招待 (Keiso communication)
- 作者: クラウスクリッペンドルフ,三上俊治,橋元良明,椎野信雄
- 出版社/メーカー: 勁草書房
- 発売日: 1989/08/01
- メディア: 単行本
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内容はとても参考になったのですが,難しくて読むのにかなり骨が折れました。
大学の図書館で借りて読んだのですが,内容分析に関する主要文献としてあちこちで紹介されているためか,貸し出し履歴*1も一杯で,多くの人に読まれた形跡がありました。
その中に誰か不心得者がいて,線を引きながら読んでいたようですが,線が引いてあるところ=きちんと読んでいると思われるところが最初のあたり,つまり「内容分析とは何ぞや」と言っているあたりで終わっていて,その後本格的に詳細な記述になっていったところからは,線も引かれておらず紙も比較的綺麗なままだったのには少々失笑してしまいました。
この本を借り出した人の中で最後まで読み通せた人は何割くらいなのかなとも思いました。
*1:見返しに貼ってある返却予定日の日付スタンプから分かる