lionusの日記(旧はてなダイアリー)

「lionusの日記」http://d.hatena.ne.jp/lionus/としてかつてはてなダイアリーにあった記事を移転したものです。

逃げ場がない。

占星の話からいじめ自殺に話が及んでしまいましたが,先日Tせんせいといじめ自殺についてお話していたことを思い出しました。いじめは昔からあったが,いじめ自殺というのはなかった(あったけれど表沙汰にならなかっただけかもしれませんが),というところから始まり,最近の子どもは学校と家庭の他に居場所がないというか,世間が狭くて「逃げ場」がないのではないか,という話になりました。
以下はlionusの自分語りです。
小学校1年まで千葉に居たのですが,その頃は分譲マンション住まいで,そこは自治会活動なども活発でマンション内に親しく行き来するお家がいくつかありました。lionusは別にいじめられていた訳ではありませんが,家で母親に怒られたりしたら,一番親しくしていたS家を訪ね,ほとぼりが冷めるまでそこに逃げ込んでいたりしました。図々しくもそこで夕飯までご馳走になったり・・・(汗*1
しかし,広島に引越ししてからは,一戸建てとはいえ近所とはあまり付き合いもなく,共働きで鍵っ子という状態となり,「世間が狭い」状態に一変しました。他にも色々あって広島時代は全くいい思い出がありません。出来れば消しゴムで消してしまいたい時代です。
lionusの千葉時代のように「逃げ場」があれば,辛い思いで追い詰められ視野が狭くなり,今の状態から逃れる手段として死ぬことばかりを考える(自殺を実行する)ようになりにくいのではないかと思います。
自分語りの主観的な物言いで結論のない話ですが,そんなことを考えました。

*1:S家は男の子二人兄弟で,S家の奥様は「私本当は女の子が欲しかったのよ〜」とlionusを大層ひいきにしてくださっていた。