今，土星はどこに。

時々，話題にしている土星話です。
トランジット土星は，現在獅子21度です。
3月末に逆行からステーション，4月頭に順行に移ってから，lionusネイタル太陽にじりじりと接近し，7月末にクリティカルヒット，そして徐々に遠ざかっていっています。
土星が獅子座を抜けるまで，まだまだ気は許せませんが，一番困難な時期からは脱することができたのではないかと思います。
以前の日記でも書きましたが，いかにも土星だなぁと実感することの多い春〜夏，初秋です（まだ過去形では書けない気分）。

• 3月末，歯の詰め物が取れて新しい歯科にかかる→次々と悪いところを指摘され（5年くらい歯科に行ってなかったから当然かもしれないが），平日の仕事の合間をぬって半年以上通っている。しかし現在治療残りが2本となり，そろそろ終わりが見えつつある。
• まだ土星逆行中の3月に，とある研究プロジェクトに誘われ参加するが，当初思っていたよりも多くの分担が降ってきて，今年の夏に処理したかったあれこれのことが全てストップする。以後，気ばかり焦り，常に胸の奥に澱が溜まったような気分が続く。
• 土星クリティカルヒット間近の7月には，そのプロジェクト絡みの研究発表のため，原稿作成と毎夜メールのやり取りに追われる（有り難いことではあるのですが）。
• 7月の満月の日，同時多発的に困惑させられる知らせが届き，その対応に追われる。
• 8月，とあるミスが発覚し，あちこちに迷惑をかけまくり，謝りまくる。
• 夏までで一段落したと思っていた某研究プロジェクト絡みの分担が再浮上してきたものの，9月の満月直後に「lionusさん大変そうやからもういいわ」と一部を残し解除される。少し拍子抜けの感があったが，これでやっと延び延びになっていたあれこれのことに専念できると，エネルギーの方向転換を始める。
• 延び延びになっていた某所から，催促の知らせが入る。お詫び申し上げるとともに，再度声をかけていただいたことに感謝し，期日を決めた約束をする。
• 9月30日の日記の通り，現指導教授に作業の遅れを謝罪し，再度論文指導をお願いする。
• 9月末には，7月の満月に起こった事柄の始末をしなくてはいけないと考えるようになり，自分の中での意思を固める。まだ気持ちの上だけで現実になっていないので，まだ予断は許さないが。
• 同じく9月末に，延び延びになっていた論文のひとつを脱稿する。まだ1本済んだだけで，この1本も再度差し戻される可能性があるが，滞っていたものが少しずつ流れ始めた感じで気分は前向きに。

大体，こんな感じでした。
ひどいことばかりだったようにも見えますが，その過程で人の親切が身にしみたり，辛いけれど大切な指摘を受けたり，見たこともない（そして自分では見ようとも思わなかっただろう）世界を経験したり，もっと真面目に無駄を無くして行動せねばと実感してみたり，自分にとって本当に大切なことを再認識したり，有意義な半年間でした。
10月は，天秤太陽の時期で，ASCをトランジット太陽が通過しますので，身辺整理（環境整備）の時期だと（根拠は不明ながら直感的に）思います。
11月25日からはいよいよトランジット木星が射手座に入りますので，それを楽しみに頑張ります。