lionusの日記(旧はてなダイアリー)

「lionusの日記」http://d.hatena.ne.jp/lionus/としてかつてはてなダイアリーにあった記事を移転したものです。

初めて通しで見ました。

ちょっと日付的には遅い話ですが,トリノオリンピックのフィギュアシングル男子,ショートプログラム・フリーともBSで録画したのを見てみました。
日本代表の高橋大輔くんの結果は:
フィギュア男子、優勝はプルシェンコ 高橋大輔は8位asahi.com,写真つき)

前々日のショートプログラムで5位につけた高橋大輔(関大)は総合得点204.89で8位だった。優勝はショート、フリーとも抜群の強さを見せ、258.33を得たロシアのプルシェンコ。2位はスイスのランビール、3位はカナダのバトル。

と,いうようにメダルには届かなかったのですが,よく頑張ったと思いました。
1日目のSPでは緊張必至の1番目の演技で,反対に2日目のフリーでは最後の24番目で,最初の演技開始から自分の番まで4時間の待機時間があった,というように演技順番の不利がありました。このケースだけでなく,全体的に今回のトリノでは日本選手ついてないなぁ(運も実力のうちなのですが)と思います。*1また,フリーの演技で最初に入れた4回転ジャンプで転倒したが,その後でも気持ちが切れたような様子は見えなかったのも頑張ったと思う一因です。
ちなみに,公式サイトの成績結果。
今まで,フィギュア男子はあまり興味がなく,競技を通しで見たことはなかったのですが,初めてSPもFreeもちゃんと見てみて,「いろいろ言われてるけどやっぱり高橋君ステップ上手いじゃん」と思いました。
TVのダイジェストで流すのは,日本人選手+上位の上手い選手なので,通しで見ると失礼ですが「あんまり上手くない・・・」と感じてしまう選手もいるというのが新しい発見でした(笑
本人は一生懸命やっているし,自分がやってみろと言われてもあんなことは絶対出来ないのですが,
ジャンプをする様は「どでっ」「ぼでっ」
次に滑り出す様は「とてちてたとてと」
とでも形容したくなるような人もいます。真剣な顔と足元のとてちてたとてと具合のギャップが微笑ましかったです(?)
ところで,
金メダルのプルシェンコ氏はSPでもFreeでも見ていて失敗するような気配がありませんでした。何もかも確実に思った通り金メダルを「獲り」に来ていて,そして成功していました。
跳ぶプルシェンコ
他に印象に残ったのは,SPのウイアー君です。白鳥を模した衣装で,はっとするような美しい演技をしSP2位でした。続くFreeでは4回転を封印し,上手いのですがどこか迷いのあるような滑りで,6位と順位を落とし総合5位とメダルには届きませんでした。
さてさて,日本人選手3名が出場するフィギュア女子も楽しみです。

*1:パシュート女子が転倒しメダル逃したとか。