初恋の思ひ出

指導教授によると，「初恋」の条件としては，

プラトニックであること。
何も理由はないのに，特別に親しく思うこと。

といったことが考えられるのだそうです。
では，先生の初恋はいつ頃でしたか？と尋ねてみたところ，
指導教授：「小学校の頃，女子とおままごとなんかしたことはあるけどね，その時は何とも思うことはなかったね。やはり成熟度が足らんかったんやね。昔は食糧事情が悪かったからかねぇ（笑」
笑えない気もするが，つられてlionusも笑う。
指導教授：「中学校は男子校やったから，男しかおらない。通学にしても，大阪方面に向かう人は沢山いるけれど，それと逆行して大阪→京都方面やから，誰も乗ってない。」
lionus：「電車の中で女性に出会うとかは無い，と。」
指導教授：「そうそう。高校もそのまま上がってしまったから，6年間男子だけ。そうすると，同じ男子に対して親しく思うわけやね・・・（ニヤリ」
lionus＆他ゼミ後輩：「？！」
指導教授：「高校に行っても私学のくせに学費が安いのが売りやから，実験用具なんてリトマス紙くらいしかなくてね，面白くない。だから，学校方面とは逆に大阪の中ノ島の図書館とか行ってね・・・」
他ゼミ後輩：「そこで女性と・・・？」
指導教授：「まあ，それは，ね。」
いつの間にか話題はその母校のことに終始し，昼休みの終わりをもってタイムアウトとなりました。
よおく考えたら，うまい具合に，話の核心をそらされてしまっていました・・・
さすがです。