lionusの日記(旧はてなダイアリー)

「lionusの日記」http://d.hatena.ne.jp/lionus/としてかつてはてなダイアリーにあった記事を移転したものです。

運のいい人

昨日一緒にランチをした,他ゼミの後輩(でも少し年上)さんに,またしてもいきなり占星鑑定をしてしまいました*1
昨日は喫茶店でPCも手元になかったので,大体の太陽位置だけの12星座占いに終始しました。しかし,太陽サインというのはゆめゆめ馬鹿にはできないと感じたひと時でした*2
こういう時は,性格についてはふれません。性格のような非定型でアメーバのような代物は,10天体でチャートを描いてみないと,とてもじゃないけれど占断できません。
太陽は獅子の比較的若い度数でしたので,まさに彼女はトランジット土星ヒットが目前です。ちょうど8月中頃が最初のクリティカルヒットとなります。
lionus:「・・・この7月から試練の時ですよ。特に,最初の試練は8月くらいに来ますね。で,だいたい2年間くらい試練の時が続きますね。まあピークはこの秋とか1年くらいですかね。」
後輩さん:「ええええ〜。私,博論大丈夫なんでしょうか?その頃出そうと思ってるので・・・」
土星スクエアなら,”負け戦””無駄骨”の可能性が大ですが,土星合ですので,かなりの困難はあるが,その結果残ったもの(成果)は確実であると考え,そういったことを伝えました。それに,土星の産物として博論などはまさにぴったりの象意です。
博論だけでなく,これからのプライベート面での計画,そして過去の大学院での出来事など,ネイタル太陽とトランジット木星土星との絡みで解説してゆくと,びしばしはまって小気味いいくらいでした。
しかし,小気味よかったのは,lionusの占星読みのゆえではない,と思いました。
この後輩は,いわゆる”運のいい人”の部類だからです。
この場合,lionusの思う”運のいい人”とは,トランジット木星土星で示される”一般的(通俗的)”な運勢の大波小波を無意識にでも感じとり,乗りこなしていく人のことを指します。もちろん,後にチャートを描いてみたところ,非常に力があるというか運の強い人ではありましたが。
”運のいい人”は,木星キター!の時はアクティブに,土星・・・キタ〜・・・の時はじっと耐え自重する,人生のスピードを緩める,というようにモードの切り替えが素直に出来る人だと考えています。
逆に,”運の悪い人”とは運気の流れに素直でない人です。
ネイタルチャートが強運を暗示していたとしても,悪いときは悪いと思えず,逆に状況を突破しようと,エゴというか欲望で突っ張る人が結構います。土星は,こういう時には容赦ありません。じわりじわりと重圧をかけ,退路を断ちにきます。
土星はタロットでいえば「死神」のカードに似ています。土星がきつい角度の時期は,死神の大鎌を前に,どうぞと首を差し出すくらいの気持ちでいた方がいいと思っています。
ところで。
指導教授が「lionusさんの占いではどうかね」と話をふるのは,先生に何か相談をしに来ている人がいる時だと,今気付きました。
ちゃっかり肩代わりをさせられていたのかしら・・・
老獪なひとだ・・・(悔しい

*1:指導教授にlionusさんの占いではどうかね,と話をふられて・・・精神科医と心理屋のいるシチュエーションとは思えない。

*2:お茶会や飲み会など社交場面で誕生日のみのいきなり12星座占いを披露することがありますが,その度に同じようなことを思います。