ビューレットビルダー。

記事タイトルのソフト＝ビューレットビルダーと同じ会社が出しているビューレットカムについては、長年愛用してきました。何度か記事にもしているはずです。
あっ、そもそもビューレットカム(ビューレットビルダー)とは何をするソフトかといいますと、PCの画面をキャプチャして動画(swf形式等)にするソフトです。単に動画としてキャプチャするだけでなく、その動画内に吹き出しを入れたり、動画を切り貼り(タイムラインの編集)したりできます。
PC操作をキャプチャして動画教材に仕立て、PC実習授業仕事で使うというスタイルがもう随分続いています。
長らくビューレットカムを愛用してきたのですが、Office2016関係の教材を作ろうとしたところ、プルダウンメニューとかポップアップがキャプチャされないという事態に出会ってしまい、困ってしまいました。
すでにビューレットカムの開発・バージョンアップは終了していて、上位後継としてビューレットビルダーなるものがあるのは知っていました。でも自分がする程度のことなら、手持ちのカムで十分と思ってビルダーは検討したことがなかったのです。しかし、もはやカムでは時代についていけないのかも・・・と痛感したので、ビルダーの試供版をDLして試してみました。
結論から言いますと、もっと早く使っていればよかった！という感じです。
カムは操作をそのまま録画、その後吹き出し等をペタペタ貼り付け、教材として仕上げるという工程でしたが、ビルダーでは色々なキャプチャモードが用意されていて、「ここをクリック」などを自動的に入れてくれる、つまり録画しただけで教材として使えるレベルの動画が作成できるというのに驚きました(まーちょっと注釈が細かく入り過ぎてうざいところもあるのですが、それは削除すれば済むので・・・)。また、動画のコマ(スライド)ごとに画像ファイルで吐き出すこともできるので、画面キャプチャを使用した紙資料を作るのにも便利です。
試用版では、メーカロゴがでかでかと動画上に表示されるので教材としては使い物になりませんが、キャプチャを画像吐き出しは目的によっては結構使えるかもしれません*1。
もちろん、カムではキャプチャできなかったブルダウンやポップアップもちゃんとキャプチャしてくれます。
いずれにしてもlionusは動画教材を作りたいので、早速製品版を注文しました。
すると、年末押し迫った頃にも関わらず、先週25日の金曜にFAX注文・銀行振り込みで本日29日にメディアが届きました。
望外の嬉しさです。おかげさまで年末年始の休みを有効に活用できそうです。

*1:動画吐き出しにはロゴが表示されるが、画像吐き出しには表示されない。