投資信託の知識(日経文庫24)
- 作者: 川原淳次
- 出版社/メーカー: 日本経済新聞社
- 発売日: 2000/06
- メディア: 新書
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こちらの方がやや発行年が後なので,日本型401(k)プランについての記述が少し詳しく具体的になっています。
p.184 積立を行う人々の年齢によって資産配分を変えるという方法は,ライフサイクルに則った運用方法です。そのライフサイクルが決まっているのなら,いちいち複数の投信を売買するのではなく,事前に資産配分されたファンドを,低リスク,中リスク,高リスクのようにひとまとめにしたものがライフスタイル(またはライフストラテジー)・ファンドと呼ばれるものです。
本人のリタイア予定年が名前に入っている(確定拠出型年金用の)投信商品とはこーいうものなのですね。
積立者本人が若いうちは高リスクな資産の割合を大きくするけれども,年齢が上がるごとにその割合を徐々に下げ,安全資産の割合を上げていく,この作業をお任せするということですね。