人材開発部 (図解でわかる部門の仕事)(専門性は高いけれどそれは定義しにくいかもね。)
- 作者: 日本能率協会マネジメントセンター
- 出版社/メーカー: 日本能率協会マネジメントセンター
- 発売日: 2007/06/01
- メディア: 単行本
- クリック: 6回
- この商品を含むブログ (6件) を見る
企業価値を高めるために人材を開発する,別な言い方をすればポテンシャルを高めるという,教え込みから引き出し/引き上げるために発生してきた部署なのかなと思いました。
職業柄,IDとかかじっているので,本の内容は馴染みのあることが多かったです。
けれども,情報収集のための関連学会とか,関連サイトとかまとめて紹介されていたのは今後の参考になりそうでした。
産業・組織心理学会などは知っていましたが,
などは知りませんでした。
学会って各分野色々あるから,土地勘のない分野の関係は探し切れないんですよね・・・
ところでタイトルの趣旨ですが,人材開発部は「教育」という点で専門性は高いけれども,それは経理とか法務とかのように,外から見て分かりやすい(定義しやすい)専門性じゃないんだろうな〜と通読して感じたのです。
「教える」ということの専門性って,あるようでないというか,属人的要素も多いに影響する面もあると思うので・・・*1
*1:教員免許を持っている高校教師よりも,免許を持っていない予備校教師のほうが教え方が”上手い”とか。