優秀さの残骸。
最近,澤口俊之センセイのお名前で検索されて来られる方が急に増えました。
どうも,バラエティ番組に出演されているようですね。
以前,大学をお辞めになった時にちょっと記事を書いたので,これが検索エンジンで引っかかってくるようです。
若くからとてもとても優秀で,その才気で周囲を圧倒していた人が,ある時点から斜め上の方向に行きはじめ,そしてアナザーワールドに逝っちゃってしまう過程を,かつて現在進行形で感じていました。
そして,野に下った後は,TVのバラエティ出演ですか。
TVに出ること自体は悪くありませんが,どのような番組に出られているのか,ちょっと検索した限りでは,見たらlionus的には悲しくなるような気がするので,恐くて確かめられません。
まだそんなにお歳ではない(Wikipediaによると1959年生まれ)だけに,個人的に痛々しいというか惜しかったなあと思ってしまうのです。余計なお世話でしょうが。本当に,すみません。
ところで,lionusが知るうちにも,プチ澤口センセイとでも言いたくなるような方が出現しつつあるように,このところ感じています。
澤口センセイのお名前での検索によるリンクが急増した時期と,妙な符合というかシンクロニシティです。
多分,後,4〜5年は保つかもしれないけれども,ともかく,この1〜2年ほど前にアナザーワールドへの道に足を踏み入れてしまったなという感じがひしひしとしています。
ま,大学のセンセイというものは,テニュアで雇用されている場合は,アナザーワールドに逝っちゃったとしても,セクハラとかアカハラとか,お金関係とか,そういった問題さえ起こさなければクビになることはないと思うので,特段気にすることではないのですが。
それに,そもそもlionusの”直感”に妥当性があるかどうか自体怪しいものなので・・・どうなるか,分かりませんが。
でも,優秀さがまるでその優秀さの”自重”に堪えかねたかのように崩壊する過程および残骸を見るのは,何と悲しいことかと思います。*1