lionusの日記(旧はてなダイアリー)

「lionusの日記」http://d.hatena.ne.jp/lionus/としてかつてはてなダイアリーにあった記事を移転したものです。

自分のはてブは非公開にしているので。

いつもなら,おおっと思う記事は,はてなブックマークに入れたりするのですが,今日は日記に書いてみます。
パーソナルBI入門 第一回 Excelで身近なBIを体験

データ分析のステップは、大まかに以下のように考えておけば良いだろう。これは乱暴にやろうが緻密にやろうが変わらない。

1. 課題設定:何が解くべき問題なのかを決める
2. データ収集:データを集めてきれいにする
3. 仮説設定:集めたデータの全体像を把握し因果関係を推測する
4. 仮説検証:データを掘り下げて分析し推測が正しいかどうか検証する
5. 意思決定:検証結果を整理し選択する

http://www.itmedia.co.jp/enterprise/articles/0904/07/news006_2.html

うんうん。禿げ上がるほど同意。
パーソナルBI入門 第二回 Excelで分析データを準備する

データ分析の本質は「仮説検証」であって、統計計算やグラフの作成ではない。
(中略)
「仮説」すなわち原因から結果に至る道筋を予測し、それが正しいかどうかを検証するのがデータ分析の意義である。仮説が明瞭ならば確認はたやすく、高度な分析技術は不要だ。逆に仮説が無いとデータをいくら掘り返しても何もひらめかない。分析力とは、計算力やグラフ作成力ではなく、その前段階の仮説構築力にある。

http://www.itmedia.co.jp/enterprise/articles/0905/12/news007.html

わーお。そーくーる!
BI+Excelで検索したら,上記記事の著者が書いておられる他のものが出てきました。
今だからこそ Excel

Excel が BI のフロント エンドに適しているのは、至極当たり前のことだと思えてきます。BI ってグラフ作るだけじゃないでしょ?グラフ作る前には、そこに至るまでにうだうだと非構造的に考える段階が、必ずある。

そう、結局作ってみないとわからないのがレポートなんです。そんな先の読めない一連の作業の中のあくまで一つの要素として BI という素材があるだけで、わざわざそこだけ切り出せない。Excel は頭脳の延長だからそれが全部できちゃう。

情報がこれだけあふれかえる時代になってきたからこそ、Excel の価値が高くなる。

だから Excel の悪口を言う人は私が許しません。(太字はlionusによる)

lionusはExcelで統計処理をしているわけではありませんが,SPSS等の統計パッケージで出力した結果をとりあえずExcelに貼り付けて,あれこれ思考してみるのが多いです。だから,漠然と共感してしまいました。
ところで,ビジネスヲヤジ達がWordよりもむしろExcelを「文章作成ソフト」として好む理由の一端も表われているような気がするのは錯覚でしょうか。