lionusの日記(旧はてなダイアリー)

「lionusの日記」http://d.hatena.ne.jp/lionus/としてかつてはてなダイアリーにあった記事を移転したものです。

自分は当事者じゃないけど、ちょっと嬉しい。

lionusの母校(高校)は旧制中学を前身にもつ、いわゆる伝統校です。
しかし、長い歴史の中でlionusが入学した頃は、こんな体たらくでした。
なので、長い伝統が評価されたのか文部科学省の”スーパーサイエンスハイスクールSSH)”に指定されたことを数年前に知ったときは心から驚きました。他にも、広大付属とか、学院とか優秀な学校は沢山あるからです。
ちゃんとやっているのかと思ったら、高校生ながら学会で発表できるような成果を(もちろん広大との連携などあるでしょうが)あげていたりする様子がニュースで流れてくるので、その度にびっくりしていました。
スーパーサイエンスハイスクール(SSH)、中間評価を発表

 文部科学省は、「スーパーサイエンスハイスクールSSH)」の平成17年度指定校の中間評価の実施結果について発表。
 中間評価は、SSHの指定から3年間を経過した学校に対して、有識者による研究開発の進捗状況等の評価を行って、各学校が研究開発等の内容を見直す機会にするのと同時に、事業の効果的な実施を図ることを目的として行われた。
 今回の中間評価では、平成17年度指定の22校について、SSH企画評価会議協力者による中間評価を行ったもの。
 評価結果では、「当初の計画通り研究開発のねらいを十分達成している」(9校)、「当初の計画通り研究開発のねらいをおおむね達成している」(13校)、「当初の計画通り研究開発のねらいをあまり達成していない」(0校)とされた。【文部科学省

こんなニュースを見ると、母校は「十分達成」か「おおむね達成」か気になります。
文部科学省のプレスリリースを見に行ってみました。
スーパーサイエンスハイスクール(平成17年度指定)の中間評価について
に示されている
資料1 総合評価の結果について(計22校)(PDF:94KB)
PDF資料を見たら、「十分達成」でしかも「全体的に着実に活動を進めている。特に、学校全体として意欲的に研究開発に取り組むとともに、育てるべき意欲、態度、学力を明確にしている。今後とも期待がもてる。(太字はlionusによる)」なんて書かれているじゃないですか。
後輩えらいです、すごいです。そして、その後輩を指導されておられる先生方が素晴らしいのだと思います。
lionusの頃は定年直前の抜け殻のような人が多かったので、それを思うと隔世の感があります。