lionusの日記(旧はてなダイアリー)

「lionusの日記」http://d.hatena.ne.jp/lionus/としてかつてはてなダイアリーにあった記事を移転したものです。

近年の調理法(調理機器)の進歩のおかげ。

日心@2009立命館の原稿を作成しないといけませんので,そのために引っぱり出してきた大昔のデータを分析し直しています。
昔こねくり回していたはずのデータですが,その当時に比べればlionusのデータ分析(調理)に関する知識はちょっとは増えましたし,何よりPC上でSPSSを使って様々な分析法を心ゆくまで試せる(=調理機器の進歩)ことの有難さを噛みしめました。
大昔,どう調理したら食べられるようになるか,思案して投げ出してしまった縦断データから,少しは食べられそうな感じのものが出てきたので,ちょっと嬉しいです。

  • 震災1ヵ月後の心身症状有訴数合計,震災5ヵ月後の心身症状有訴数合計,心身症状合計の増減数の3つの変数により,ケースのクラスター分析をおこない,症状レベル推移の分類を試みた(有訴数高持続,有訴数平均前後で横ばい〜微増,有訴数比較的大幅減)。
  • 症状レベル推移の分類(パターン)には,震災被害(人的・物的)の有無が関係している可能性がある(決定木を使い分析):被害有りは比較的大幅減とレベル高維持に二分,被害無しは横ばい〜微増傾向。

あとは,自由記述データから,組み合わせてさらに美味しい材料が獲れるか否か・・・