lionusの日記(旧はてなダイアリー)

「lionusの日記」http://d.hatena.ne.jp/lionus/としてかつてはてなダイアリーにあった記事を移転したものです。

逆夢みたいなものでしょうか。

lionusは確か高校2年生の中頃くらい,遅くとも高3のコース(理系/文系)を決める高2の2学期か3学期頃までには志望校=母校を決めていました。*1
その決め手の第一条件として,「心理学を専攻しながら英語の教員免許をとれる(と大学案内に明記されている)」があり,それに当時当てはまる大学はlionusが知る限りでは3つしかありませんでした。そのうちの2つは関西に,1つは東京にあり,偏差値的には東京の某大学が最も高かったです。自分的にはそちらを目指してもよかったのですが,

という本を小学生の頃読んで以来,何故か関東大震災恐怖症みたいなものが頭の奥底に貼り付いていて,関東に行くことについて根拠不明な危機感がありました。
まあ,つまり,「富士山大爆発+大地震が起こったら,今の過密した大都市東京では絶対自分は助からない!死ぬ!!」という訳分からん強迫観念があり,東京の大学ではなく,関西の大学に行こうと決めたのです。
幸い,行こうと思った関西の某大学=母校に狙い通り合格することができ,大変幸せだったのですが・・・
その,思い通り合格した大学に在学中,阪神淡路大震災震度7に遭遇するとは夢にも思いませんでした。
思いもしなかった大災害に遭遇したこと自体もショックでしたが,大地震恐い恐いと敢えて関西に来たのに,そこでこんな目に遭ったことこそがまた,個人的にはショックでした。
地震を避けようとして逆に大地震に遭遇する。まるで逆夢のようです。
震度7の揺れに翻弄されながら,まるでギャグではないかとも,愕然としてもいました。はははは。
・・・で,最近の身辺の変化により,もしかすると関東に時々通わないといけなくなるかもしれなくなっているのですが,ひょっとすると,ひょっとするかもしれないとふと思ってもいます。
関東の方は,震災への備えをした方がよいかもしれません・・・って,まるでlionusが「地震を呼ぶ女」のようなものの書き方ですが・・・
丁度,NHKスペシャル沸騰都市 第8回 TOKYOモンスター」を見て,東京の地上も地下も,そして海=埋め立て地も飽和して,さらなる空間を求め空=高層化へとその範囲を広げている様を目の当たりにして,その超過密化ぶりに,クラッと来ながら,その下の関東ローム層の軟弱な地盤ともっと下のプレートのダイナミックな動きと,かつての神戸三宮等での惨状(ビル真っ二つに折れ倒壊とか)のビジョンがlionusの心の中で一瞬交叉してしまったのですわ・・・

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まあ,地震の件は根拠レスの妄想ですけど・・・
”逆夢みたいなもの”については,また別な,個人的なものもあります。
ある人について,初対面の時に「自分の人生においてこの人とは絶対関わりができることはない!」と訳も無く感じたのですが,結果として随分関わりまくりになっています。*2
大変不思議です。これからどうなるのか分かりませんが,もし,地震のように「逆夢」的に考えたとしたら,当該の人物とは「人生において絶対関わることになる」のかもしれません。それが自分にとって良いのか悪いのかは分かりませんが・・・

*1:lionus母校の高校は,高2までは文理分かれず,高3ではじめて文理分かれていた。

*2:普通,初対面でそんなに強く思うことはまずありません。でも,なぜかその人についてはそう感じられたのです。