ダイヤは看板商品。
「知られざる“スジ屋”の世界」
”スジ屋”とは,鉄道のダイヤを作成する人たちのことです。
なぜ,”スジ”なのかというと・・・
「これで24時間分の列車の運行がわかる」
http://www.mbs.jp/voice/special/200810/14_15569.shtml
方眼紙のような大きな横長の紙は、たてが駅名、横が時間軸になっていて、「ダイヤグラム」と言われています。
そこに、びっしりと引かれたのが「スジ」と呼ばれる斜線で、この1枚に400本以上のダイヤが書き込まれています。
例えば、C駅発、A駅行きの上り列車のダイヤ。
C駅を7時に出た普通列車は、次のB駅で停車中に、あとから出発した急行列車に追い越されていきます。
このように、列車の動きを1本1本のスジで表しています。
動画の中には,置石によるトラブルで,”スジ”を引き直している現場の様子が出てきます。
以前から,「ダイヤグラム」の存在は知っていましたが*1,列車運行のトラブル時に”スジ”をいちいち引き直すとは知りませんでした。
昨日の霧によるトラブルでは,被害は広範囲にわたった様子なので,
参考→すさまじい濃霧でJR西日本の各線が大幅な遅れ、どれぐらい濃い霧だったのか撮影することに成功
(画像だけ見ると,濃霧というか,毒ガステロかと思ってしまうようなすさまじい白い霧です)
”スジ屋”さんが働いておられる指令所は怒号の飛び交う修羅場だったのではないだろうかと思ってしまいました。