lionusの日記(旧はてなダイアリー)

「lionusの日記」http://d.hatena.ne.jp/lionus/としてかつてはてなダイアリーにあった記事を移転したものです。

しまいこんでいたモバギ復活。

入力はテキストデータだけ――折りたたみ式キーボード搭載の「ポメラ」

キングジムは、テキスト入力ツール「ポメラ」を発表した。折りたたみ式キーボードと4インチのモノクロVGA液晶画面を搭載。入力できるデータはテキスト(TXT形式)のみで、日本語入力環境は組み込み向けのATOK 2007を採用した。

http://www.itmedia.co.jp/bizid/articles/0810/21/news069.html

この記事を見た瞬間に「欲しい」と思いました。
lionusはしばらく前から,大学ノートに読んだ本のメモや,本文からの抜き書きを記していたのですが,抜き書きなどはそこそこの量になりますので,弱い筆圧でも書ける安万年筆を使ったとしても,手が疲れるし,時間も結構かかります。多分,手書きよりもキーボード入力の方が速いのではないかとも感じていました。また,デジタルデータになっている方が検索や二次利用に有利です。
しかし,メモをとるためにモバイルPCを持ち歩くまでの気持ちにはならなかったので,テキストデータのみでも,手軽にキーボードでメモが取れ,軽く(370g)て小さいこのポメラは非常に魅力的でした。
うわ〜買いたいな〜と物欲が刺激されたのですが,昔,出先でもメール(nifty)チェックができるように「モバイルギア(MC-R510)」というWindowsCE機を持っていたことを思い出しました。
機能だけ比較すれば,モバイルギアの方が断然上です。ちょっと重いけど(約770g)。機能はものすごく限定されていますが,PocketExcel,PocketWord,PocketPowerPointが入っていますし,テキスト形式のファイルでも特に文字制限はないはずです(ポメラは1ファイル8000字まで)。バージョンは古いですがウェブブラウザも入っていますので(昔のIE3みたいな感じ),HTMLファイルを読むこともできます(もちろんやろうと思えばネットも出来る)。
しかし,今,テキスト入力・閲覧用にモバイルギアを使おうとすると,問題はPCとのデータ交換です。
昔(Windows95)は,PCに(モバイルギア付属の)データシンクロ用のソフトをインストールし,データを交換していたのですが,現在のPCはWindowsXPなので,そのソフトを使えるかどうか不明です。
じゃあ,外部メディアでデータ交換すればいいやと思い,何が使えただろうかと,久々にモバイルギア一式を取り出して見てみました。
コンパクトフラッシュが使えそうです。当時のマニュアルには32Mの製品が使えますと書いてありましたが,今時そんな小さな容量の品があるだろうか・・・と不安になりました。
ちょっと調べてみたら,モバイルギアで512Mとか256MのCFを使っていると書いているページを見かけたので,ギガくらいになるともしかしたら認識できないかもしれないけど,それくらいなら使えそうだなと目星がつきました。
早速,先日仕事で梅田に出たときに512MのCFとPC接続用のアダプタ(USB)を購入してきました。
帰宅して試してみたら,大丈夫そうでした。
図書館に持ち込んで本のメモをとったり,電車でログ(HTMLかTXT形式)を読むのに使えそうで,とっても嬉しいです。