lionusの日記(旧はてなダイアリー)

「lionusの日記」http://d.hatena.ne.jp/lionus/としてかつてはてなダイアリーにあった記事を移転したものです。

秋分の日は占星では一年の折り返し地点。

今年は9月23日が秋分の日でした。

秋分では昼夜の長さがほぼ同じになる。(中略)日本付近では、年による差もあるが、平均すれば昼が夜よりも約14分長い。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A7%8B%E5%88%86

占星的には,秋分の日は12星座の7番目の星座,天秤座にトランジット太陽が入る日です。春分の日のトランジット太陽牡羊座入りから半年経過した,1年のちょうど中間地点です。
秋分の日にはあまり何も思わなかったのですが,この週には個人的に何か「流れが変わった」ように感じることがぼちぼちありました。
その中で最大のものは,トランジット冥王星の射手座から山羊座への移動です。
トランジット冥王星山羊座に入るのは,今年(2008年)の11月27日(UT)で,まだ間があります。冥王星は今年1月25日に山羊座入りした後,逆行して6月14日に射手座に戻っていますが,次に山羊座入りしたらもう出戻りはありません。
トランジット冥王星山羊座入りの「前触れ」を実感したのは,先日仕事を終えた後,知人と長々と話し込んだ時でした。
もう10年以上の知り合いなのですが,今までしたことのないような「濃い」トークをしてしまいました。
その人は,ネイタルでアセンダント冥王星が合しています。アセンダントにタイトな合の星があると,チャートの中でその星の影響が非常に増す印象があります。lionusからすると,彼は「冥王星=不発の核弾頭」を「アセンダントに合=背中に背負って」いる印象が強い人でした。
少し前に,トランジットの土星がその冥王星アセンダントを通過しているのですが,占星的にいえば,冥王星>越えられない壁>土星なので,特段衝撃やら変化を感じておられる様子はなかったようです。
しかし,トランジット冥王星が,彼のネイタル冥王星にトラインとなる山羊座入りした頃を中心に,じわじわと何か心変わりする気配を感じていたようでした。
今後,11月27日にトランジット冥王星山羊座入りしてネイタル冥王星に正確なトラインを取るまでは,数年かかりますが,裏返せば何年もかかって進行するような大変化が起こる可能性があると思うのです。ちなみに角度無視で考えれば,ネイタル太陽・ネイタル冥王星・トランジット冥王星のサインで大三角形が出来上がります。トランジット木星を考慮すると,4年後くらいがすごいことになりそうです。
ちょっと楽しみだったりして(lionusが4年後も身近に居て観察できるかどうかは分かりませんが)。
そんな長時間の濃いトークで疲れ果てた後,家に帰ってPCを立ち上げ某巨大掲示板のお気に入りスレを見ていると,「小泉元首相引退」のニュー速系板へのリンクに出会いました。「また釣りかな」と思って本気にしていなかったら,NHKで報道していたので,大びっくり。
小泉元首相が議員引退すること自体も,びっくりではありますが,小泉氏は山羊太陽*1なのがさらに衝撃的です(占星的に)。破壊と再生のトランジット冥王星山羊座入りする少し前でかつ,秋分の日から間もなくという頃に引退を宣言するとは,占星的空気を絶妙に読んでいるかのような振る舞いだと思いました。コワイです。
引退しても政治的活動は続けるというようなことを言っておられるようですが,冥王星天文学の世界で「惑星」から「準惑星」に格下げ後,「冥王星型天体の盟主」として復権したように,何か別の形で力を盛り返す(再生する)象意があるので,小泉氏も引退してもまだまだ目が離せない存在であり続ける予感がバリバリします。

*1:本当の生年月日を公表していないという噂はありますが