親しき仲にも礼儀あり。
lionusが午前中出講している某非常勤先のクラス（2限）の受講生は、その前の1限が体育のようです。そのため、時々着替え時間が足らないのか、大学指定の体操服のまま出席している学生さんもたまにいます。
本日も、授業開始20分くらい前に、体操服姿の学生さん（女子）2名が教室に入ってきました。「（クーラーが効いていて）すずし〜」とか叫んでいるのを横目で眺めていたら・・・
先生、ここで（体操服から私服に）着替えてもいいですか？
と、学生さんが尋ねてきました。
まあ、PC教室で床にはじゅうたんマットというかパネル（正式名称が分からない）が敷き詰められていて、普通の家のお部屋みたいだし、教室の扉は小窓がついていますが、そこそこしっかりした木製の扉で、廊下側からのプライバシーはある程度確保されてそうではあります。反対側の窓も、窓の向こうは隣の大学の広大なグラウンドが開けていて、望遠鏡ででもピンポイントに覗かれなければ大丈夫そうではあります。
今から間近のお手洗いなどに行って着替えるよりも確かに快適そうです。*1
でも、いつ誰が入ってくるか分からない教室でうら若き乙女の着替えを許可するのはよくないですよね。
以上のようなことを2秒ほど考えたところで、
ここでは着替えをしないでください。（苦笑）
と答えました。
学生さんが「はーい」と素直に答えた瞬間、ドアが開いて男子学生さん2名が入ってきたのには、件の学生さんと一瞬顔を見合わせた後、爆笑しました。
ほらやっぱり着替えなくてよかったじゃない（笑
入室してきた男子学生さんは、なぜlionusと同級生が顔を見合わせて笑っているのか事情が飲み込めず、ぽかんとした顔をしていましたが、当事者本人の説明を聞いて、「・・・」とちょっと微妙な苦笑をしていました。
い、いちおうココは共学だからね・・・*2
とlionusがつぶやくと、そのつぶやきに対しても「いちおう・・・共学・・・」と男子学生さんはまた苦笑していました。
彼ら彼女らは入学以後3ヶ月ほど経ったところですが、日々の大学生活の中で少数派の男子が女子に圧倒されている一端をみたような気がしました（笑
