ラクをしないと成果は出ない(珍しくこの手の本を読んだ。)
- 作者: 日垣隆
- 出版社/メーカー: 大和書房
- 発売日: 2008/05/23
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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上記記事を読んで興味を持っていたのですが、仕事帰りになんばの本屋で購入して、お茶を飲みながら1時間くらいで読みました。
なかなか耳の痛いことばかりです。
例えば、
12 情報収集にのめりこまない。情報とは「出合う」ものだからである
TVニュースや新聞など必ずしも見なくてもいい、重要なニュースは街角のニュース速報とか、他の誰かが教えてくれるからっていうのはおおっと思いました。TVニュースも新聞も、一定の時間枠や紙面を何かのニュースで埋める「義務」があるので、それらで報じられるものは必ずしも重要なものばかりとは限らないという書き方もされていて、非常に説得力がありました。
ま、lionusはNHKニュウスヲタ(風味)なので「趣味」として見ることはやめないですが、「常にニュースを仕入れねばならぬ」という義務感からは解放されますね。
ニュースや新聞に費やす時間があれば、本を読む方がいいということが、他の項目からの関連から感じました。
本書は、元々は100のリスト形式なので、全リストを眺めただけでも参考にはなりますが、それぞれの項目には当然のことながら個人の状況やパーソナリティの違いにより軽重が出てきますし、また、項目間は有機的につながりあっている(はず)のものなので、本屋で見たら買って損はないと思います。