lionusの日記(旧はてなダイアリー)

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ジョーシンといっても家電量販店ではありません。

動物専門学校

高校教科「情報」シンポジウム in 関西を聴講してきました。
写真は,大阪駅から会場の千里金蘭大学大阪梅田キャンパスに行く途中で見かけた,大阪動物専門学校の校舎です。ハリボテの犬が3匹窓から外をのぞいている格好になっているのが非常に目を引きます。
シンポジウムの感想というか印象ですが,「情報」という教科はぬえのようなものだと思ってしまいました。
今日のシンポジウムのように教科「情報」の話をする場では,特定アプリケーションの操作を教えるのはけしからんとか,アルゴリズムは重要であるとか,いやいや本質は問題解決能力なんだとか,議論をしている人たちは自分のバックグラウンドとか信念みたいなものに引き付けて話を展開させようとする傾向があるようで,ごちゃごちゃのわやわやになり,場外乱闘にもつれ込むのがパターン化しているような気がするんですよね。
国語でも英語でも数学でも,昔からある教科には,何を対象とするのか明確であると思うのですが,教科「情報」では何を対象とするのかが人によって捉え方が様々であるというのが,議論がぐだぐだになってしまう要因なのでしょう。
学習指導要領があるのだから,高校の教科としてはそれに乗っかった議論をするべきであるはずが,大学の先生が大学の科目内容(教育内容)について議論するのと同様なノリで話をされるのは違うんじゃないかなぁと感じてしまいました。
高校の先生方の授業実践のお話はもっと拝聴したかったです。