lionusの日記(旧はてなダイアリー)

「lionusの日記」http://d.hatena.ne.jp/lionus/としてかつてはてなダイアリーにあった記事を移転したものです。

惚れた弱みはよくないです。

晩に,元指導教授M先生関係の忘年会に参加してきました。
lionusは不肖の弟子で,臨床からはほぼ遠ざかって久しいのですが,以前と変わらず心に掛けてくださっているのにはとても感謝しています。
忘年会の最中に,M先生が「lionusさんの占い・・・」と話を振って来られたので,その場で太陽星座による即席占星を披露する羽目になってしまいました。
その中で,牡羊太陽の女性に,山羊太陽男性との今後について質問されました。二人は,まだ付き合っている訳ではなく,友人関係+αという状態のようでした。牡羊女性は,山羊男性に好意を持っていて,出来ればより発展したいと思っている様子だったので,山羊男性の特徴(攻略法?)についてまずお話しました。

  • 山羊男性は現実的。本人が考える幸せは,稼いでいる(得られる)お金と正比例している。言い換えれば,結婚を考える前提として,自分が相手女性を養えるだけの経済力(甲斐性)があると思えるかどうかが重要な要素になる。
  • 妻となる女性が働くかどうかはさほど重要な問題ではなく,共働きであろうと,専業主婦であろうと,ともかく自分が大黒柱(メインの稼ぎ手)となり得るかがポイントである。
  • その点(責任感が強い)では,女性が専業主婦志向の場合,非常に頼りになる相手ではあるが,キャリア志向(自己実現志向)の場合は齟齬が生じる場合もあるかもしれない。
  • 以上を踏まえて考えると,妻となる女性には(家事能力に代表される)家庭をしっかり守れるかどうかという点を重視すると考えられるため,料理の上手さとか,良妻賢母的資質をアピールする必要がある。

・・・と,こんなことを語ってみると,周囲からは「亭主関白なんですね」という感想が出る一方,当事者の女性は「確かに,結構現実的というか細かいかも」「二人で会おうという時も,日付とか時間とか細かく指定されて,それはいいんですけど,自分が忙しくて都合が付かないので変えて欲しいというと,駄目とか言われるんですよ」とこぼしておられました。
付き合う前からそんな調子では先が思いやられるなぁと思いつつ,さらに色々話をしたのですが,さてさてどうなることやら。
占星的にみれば,山羊と牡羊は90度の関係にあるので,相性としては×です。
角度を抜きにして考えたとしても,山羊は地のエレメントで実質重視,俗っぽいレベルでいえばお金やその収入の基盤となる社会的地位(職業)が判断基準となります。一方,牡羊は火のエレメントで理想重視,言い換えればカッコイイとか筋が通っているとかいうことが重要となります。
お金が大切な山羊と夢が大事な牡羊では,価値観のすれ違いが生じるのは必至だと思われます。
まあこんなことをぐだぐだ語っていると,当の牡羊女性は「そうかな・・・そうかも・・・」とテンションが下がっていく様子だったのは申し訳ないなとちょっと思ってしまいました。
でも,女性は男性に比べ柔軟性があるので,少々「?」と思うことがあっても,いわゆる「惚れた弱み」で無理に無理を重ねてドツボにはまってしまうことがしばしばあるように思います。「惚れる」のは表面的なフィーリングで起こることがありますが,そのフィーリングは時にその人の本質とは一致しないこともあります。しかし,一旦惚れてしまうとバイアスがかかってしまうので,無理に無理を重ねてしまうということになる訳です。
太陽星座のエレメント不一致の相手に苦労して合わせるよりも,一致(調和)する相手を探して気楽に過ごすことも女性としての幸せかなぁと思った次第でした。