楽しかった?
以前にも何度か書いている動画教材ですが,利用しているクラスのひとつが昨日授業終了しました。
最終回に授業評価アンケート(自作)を実施しました。最後の質問で「授業で改善すべき点,良かった点があれば書いてください。」と尋ねたところ,昨年までの内容とは少し異なる言葉づかいがあり,おやと思いました。
異なるというのは,「楽しかった」「面白かった」という,英語で言えばenjoyにでも当たるような表現が一部散見されたのです。以下,学生さんの回答を一部引用します。
- 授業の説明が分かりやすかったので楽しく授業を受けることができた。
- *****(lionus注:動画教材を置いていたネットワークドライブ名)を使った授業は新鮮で面白かったです。
- 自分で動画教材を見ながら作成できるので楽しんで作業することができました。
- 授業は毎回楽しかったです。また私はパソコンが苦手ですが、授業でやったことで少し改善できたと思います。
授業全体に対する質問であっても,恐らく動画教材についての言及が多くなること,そして「分かりやすかった/分かりにくかった」など動画教材の使い勝手に関する記述が出てくるであろうことは予想していたのですが,「楽しかった」「面白かった」というのは意外でした。
ひょっとしたら講師説明による一斉教授とは違い,「やらされ感」が少なく,自己効力感を満足させる効果があるのかもしれません。
lionusは「分かりやすさ」を主眼に置いていたので,感想を読んでいて望外の嬉しさを感じました。