lionusの日記(旧はてなダイアリー)

「lionusの日記」http://d.hatena.ne.jp/lionus/としてかつてはてなダイアリーにあった記事を移転したものです。

殺し方としてはまだるっこしい気が。

GyaOで,コネリー・ボンドの『ゴールドフィンガー』を観ました。
主題歌も,それと一緒に流れるタイトルロールからしてカッコよかったです。
本編も,ゴージャスさとハラハラドキドキ感の味わえる筋の複雑さが程よくマッチして,良質な娯楽作品になっていました。数十年経って観ても楽しめる”しっかり作ってある”感がありました。
冒頭で,ボンドが関係した女性が全身に金粉を塗られて皮膚呼吸を妨げられて死んで(殺されて)いたのですが,同じ部屋に居たボンドは殴って気絶させるだけで済ませたのに,その女性は全身に金粉をベッタリ塗るなどという手間のかかるまどろっこしい殺し方をしたのはどうも解せません。
そもそも死ぬのか?とぐぐってみたらすぐに疑問解決しました。迷信だそうです。
皮膚呼吸 - Wikipedia
人間は皮膚呼吸をしない
ま,全身金色に輝く美女の死体というのは魅惑的でかつ不気味で独特の恐ろしさを感じさせ,ビジュアル的には成功していると思いますが。