lionusの日記(旧はてなダイアリー)

「lionusの日記」http://d.hatena.ne.jp/lionus/としてかつてはてなダイアリーにあった記事を移転したものです。

101もキリが良いけど,どうせなら111まで。

<訃報>三浦敬三さん101歳=日本スキー界の草分け

日本スキー界の草分け的存在として知られた三浦敬三(みうら・けいぞう)さんが5日午前2時32分、多臓器不全のため東京都内の病院で死去した。101歳だった。葬儀は11日午前11時半、東京都中野区中央2の33の3の宝仙寺。自宅は非公表。喪主は長男でプロスキーヤーの雄一郎(ゆういちろう)さん。
青森市生まれ。北大スキー部を経て、勤務先の青森営林局でも選手や監督、全日本スキー連盟技術委員などを務めた。60歳で初めて雄一郎さんのイタリア遠征に同行。以降、70歳でエベレストの氷河、77歳でキリマンジャロの山頂火口内を滑降し、88歳ではフランスとスイスにまたがる氷河地帯を踏破した。99歳だった03年2月には雄一郎さん、孫の雄大さんと3代でモンブラン山系のバレーブランシュ氷河(フランス)のスキー滑走に成功した。

三浦敬三プロフィール
三浦敬三さんを知ったのは,2004年9月のNHKスペシャル老化に挑む 第2回 あなたの寿命はもっと延びる」です。100歳になっても日々のトレーニングを怠らない現役スキーヤーとしてとりあげられていました。奥様に先立たれて長いにもかかわらず,きちんと自立して自分の生活をされておられる様子も印象的でした。
ちょっと検索してみたら,こんな本も出ているのですね。

NHKスペシャル 老化に挑む よみがえる脳、延びる寿命

NHKスペシャル 老化に挑む よみがえる脳、延びる寿命

ちなみに,長寿と健康のためにカロリーを抑えた食生活を実践している例として日野原重明先生もとりあげられていますが,lionusの1日1食(2食)生活はこの番組からもかなり影響されています。*1
1904年2月15日(青森市)生まれ(正午で設定),トランジットを死亡時刻(2006年1月5日2時32分)でNPT3重円を作成してみました。
ネイタルでは水瓶の月と土星の合がまず目につきます。出生時刻不明なので,解釈には幅をもたせないといけませんが,長生き(節制)する人なら土星と太陽か月の絡みがあるはずですから,月と土星はオーブ内で合しているとみてOKでしょう。
スポーツマンですから火星もチェック。火星は魚です。

  • 山羊の金星とセクスタイル→趣味人。女性にも結構もてた?
  • 双子の冥王星とスクエア→執念,根性。スクエアですから激しいですが,激しいからこそ101歳まで現役スキーヤーだったのかも。
  • オーブ6度弱で木星と合→体力ありあり。

水瓶の太陽は水瓶座の支配星である天王星(射手)とセクスタイルです。ここから若々しさや進取の気性,独立心がきているのかな。
太陽のサビアンが面白い。

ハイドロメーターで車のバッテリーをテストしている車の修理工

総合すると,誰よりもいち早くスキーを始めたカコイイスポーツマンである一方,自己観察と自己鍛錬を怠らない緻密な根性の人だったように思います。
2月生まれの水瓶太陽ということで,トランジット土星で寿命が尽きたか?と当初は考えました。しかし,どちらかというと水瓶10度前後にある月と土星の合にT海王星がウロウロしているところにT土星オポジションでぶつかり,そこにT木星(蠍)とT火星(牡牛)が参加しグランドクロスが形成されたことが引き金ではないかと思います。
「(昨年)9月に脳梗塞で倒れ」た頃はT土星が7〜8度くらいにきていたはずで,逆行による再度のヒット(+グランドクロス)でついに力尽きたという図式かもしれません。
また,プログレスで火星と太陽の合(in双子)ができつつあり,年齢的には危険域に入っていたとも読めます(しかもT天王星がスクエア)。
ちなみに,今生きている人物については,人の死期を占うことは決してすべきではないと考えております。

*1:92歳で階段を小走りして次の仕事へ急ぐ日野原先生ラブリィでした。