歩留まり率。
昨日国試質問会レクチャーを頼まれたSTSさんのクラスは社会人経験者が多いコースで，1年生の時に非常勤で授業を担当した時に，「今は皆気力充実して頑張っているけれど，これが卒業学年になる頃には半分残るかどうか」と思っていました。
しかし，国試目前の現在，75％の歩留まり率で何とかとどまっていました。思ったより”善戦”しているように思いました。
「4分の3残っただけでもすごいと思うよ〜」と学生さんに言うと，びっくりしたような顔をされましたが・・・確かに，学生さんは（普通）自分の所属する学校のことしか知り得ませんから・・・
当日揃った面子は15名ほどでしたが，lionusが授業を担当していた頃から積極的に質問に来たり，授業以外のことでも話しに来たりしていたメンバーは大半が残っており，やはり普段の態度から積極性（根性）は判断できるのかもしれないと感じました。また，あまり授業外で積極的にlionusに接触してこなくても，授業中の眠気覚ましと”へぇ〜”効果*1を兼ねた”余談”によく反応し笑っていたメンバーもほとんどが残っていました。
以前に何度か引用したことのある， 勉強ができない理由・できる理由の，
こんな子は勉強ができない（３）授業中講師のギャグで笑わない子
こんな子は勉強ができない（４）時事問題に疎い子
以上2記事に同意するところかなり大です。
上記のSTSさんたちが在籍するコースの後輩に，ちょうど現在授業をしているのですが，クラスの雰囲気が「シ〜ン」としていて，なかなか”余談”にも笑う気配がありません。クラスの1割程度が必ず机に突っ伏して寝ているのも目につきます。まあ寝るのは本人なりに”時間を有効利用”しようと思った上での選択とも考えられます（つまりlionusの話は聞く価値に乏しいと判断している）。*2よって，あまり気にはしていないのですが，笑わないのは上記リンク先の意見のように，最近特に気になっています。だからといって，無理やりウケを狙うつもりもないし，*3笑わないなら笑わないで別に私は困らないので問題は無いのですが。
私の心懸かりが単なる杞憂であることを願います。
