lionusの日記(旧はてなダイアリー)

「lionusの日記」http://d.hatena.ne.jp/lionus/としてかつてはてなダイアリーにあった記事を移転したものです。

太陽と月。

先日,知り合いに依頼された占星鑑定をメールで送ったところ,お礼と詳しい感想を折り返し返信いただきました。感想をいただけることは,「ためになった」というやりがいと嬉しさはもちろん,当たっていたかどうかの検証にもなり,勉強になります。
今回はプロのピアニストさんのチャートを観させていただいたのですが,金星へのアスペクト(以下参照)が豊富で,やっぱりこれだけ豊かな材料(素質)がないとプロにはなれないのだと改めて実感しました。
金星へのアスペクト

カイトを形成している感受点やそれぞれのサインから演奏スタイルを推測したりもしました。
知り合いは以前長い間教わっていたピアノの先生から離れ,このピアニスト氏にレッスンを受けるようになったそうです。しかし,新旧ふたりのピアノの先生の誕生日が一日しか違わないのが不思議だ*1とおっしゃっておられました。
早速新旧ふたりの先生のチャートと,依頼者本人のチャートとのシナストリを見たところ,ふたりの先生の太陽(誕生日が一日違いなので,太陽位置は1度しか違わない)と依頼者の月がコンジャクションでした。もちろん,ふたりの先生の生年は違うのでその他の感受点位置は全く違い,依頼者チャートとのシナストリの解釈はそれぞれ全く違ってきますが。
以前の先生には20年近く習っておられたそうですし,今の先生は習い始めてまだ日が浅いながらも深く感銘を受けることが多々あるようです。つまりは,いずれにしても縁浅からず,といった具合です。
シナストリで太陽−月の合がある場合,ふたりの縁は深い,と読むのは定石ですが,こんなにもはっきり出てくるものなのですね。
と,このようにひとり納得していたら自分のことを思い出しました。そういえばlionusも太陽−月合の縁があるぞ,と。
lionusの太陽に合する月(ついでにヘッドも)を持っている知り合いの先生がいますが,かれこれ10年以上のお付き合いになります。所属する学部(部署)も違うし,間に阪神・淡路大震災や先生の留学,それぞれの学内での立場の変遷等々ありながらもなぜか関係が切れずに続いています。
だからといって非常に親密に交流しているか,というとそうでもなく,先生とその関係者で食事や飲みにいったりすることはありますが,それくらいです。もちろん,学内で会った時にはお茶を飲みながら話し込んだりはありますが。
多分,色気抜きなのが「長続き」している理由のひとつなのかもしれません。*2もう何というか昔馴染みの親戚のひとりみたいな気もします。
「身内感覚」が太陽−月の合なのでしょう。

*1:誕生日を見てピアノの先生を決めたりはしないですから。

*2:先生はとってもプレイボーイなのです。