激励文か？

目下，春から集めた質問紙データを地道に入力しています。
匿名で集めたので，誰だか分からないのですが，質問紙末尾の自由記述欄に挑発的かつ非常にシニカルなことをA4用紙2ページ程度びっしり記述された方がおられました。学生さんなので，私のことを「先生」と称し，「どうせこの世はアホらしいのだから自分もテキトーに生きるだけだ」みたいな論調です。
最初，返信用封筒を開けて目にしたときはギョっとしましたが，再び入力しながら改めて読んでみると，なかなか面白いことを言っているように思いました。何故私の調査用紙にこんな意見文を書く気になられたのか分かりませんが*1，ぎりぎりと畳み掛けるような口調の行間から，「こんな調査しといて何にも（何かの論文や報告書にも）ならんかったら許さへんど」と言われているような気がしてきました（本人はそんなこと言っているつもりではないかもしれませんが）。
はぁ，何か形になるように頑張りますわ。何かに成らないと。自分自身最後のチャンスですし。

*1:できることなら直接聞いて色々話をしてみたい。