lionusの日記(旧はてなダイアリー)

「lionusの日記」http://d.hatena.ne.jp/lionus/としてかつてはてなダイアリーにあった記事を移転したものです。

ミュータブルサインの災難。

先日,魚座太陽の人と喋っている中で出た話題です。ミュータブルサイン(双子,乙女,射手,魚)の人が土星の影響を受けていたのは,2001年4月下旬〜2003年6月初旬でしたが,このトランジット土星は射手座に1995年から滞在しているトランジット冥王星と180度の関係になるので,人によっては大変”災難”な時期だったはずです。
特に,双子土星―射手冥王星の180度ラインに対しそれぞれ90度になる乙女と魚は,Tスクエアの頂点になるのでかなりきついのではないかと考えていました。実は,トランジット土星は2001年4月以前に,2000年8月下旬から10月中旬まで,一旦双子座入りし,逆行して牡牛座に戻るという動きをしています。その頃にミュータブルサインに太陽などポイントを持つ人物で目立つ動きがあった場合,その人物をチェックすることにより,土星冥王星180度の効果を観測できるとも考えました。
その定点観測点としてlionusが注目した人物とは,西武ライオンズ松坂大輔投手(1980年9月13日生まれ)でした。
ネイタルチャート概略:
出生時間が不明なので,ハウスや月のアスペクトは使えませんし,月のサインも天秤か蠍か分からず微妙ですが,乙女太陽に木星がタイトに合しているのがパワーを感じさせます。8度ほど離れていますが,土星も乙女で同サインですので,確実さもありそうです。この太陽と木星には蠍天王星セクスタイルですので,時代の流れを作り出す人物なのだと思います。一方,射手海王星とスクエアですので,自己管理や脇の甘さが欠点のようです。スポーツ選手ですから,火星も重要です。蠍で品位はよく,昼以降の生まれであれば月と合になり強調されます。しかし,獅子の金星とスクエアですから,女性関係が弱点になりそうです。太陽―海王星の90度もありますから,悪い女性に”引っかからない”よう注意です。
なぜ注目したかというと,2000年9月12日深夜,日本テレビ柴田倫世アナの自宅を訪問したところをフライデーにスクープされたからです。誕生日は運気の変わり目ですから,まさに運気の変わり目の前日にスクープされたことに”意味がある”と考えました。また,単に女性との交際が明らかになっただけでなく,免停中の運転+黒岩広報が松阪選手の駐禁で身代わり出頭したことが発覚するという,まさに土星らしい特徴を持つ出来事でした。同時期のシドニー五輪でも0勝3敗と成績は芳しくありませんでした。
さて,本格的に土星が双子入りした2001年は,15勝と3年連続最多勝という成績を残していますが,一方で15敗と,勝敗同数の泣き笑いです。
2002年の6月頃には,トランジット双子土星とネイタル射手海王星の180度が形成され,乙女太陽・木星とのTスクエアを形成しました。同時に,トランジット冥王星も射手15度で,ややルーズですがこのTスクエアに加わっています。ちょうどこの時期に肘の故障で戦列を離れ,オールスターも出場辞退,その秋の日本シリーズにはエースとして初戦先発したものの期待に応えることはできませんでした(2敗)。結局2002年は6勝と二桁を切りました。また,土星双子入りの後から,ぶくぶくと太り始め,体調管理の甘さでも非難されていた記憶があります。
しかし,土星が抜ける2003年には16勝7敗と”復活”し,トランジット木星が乙女に入った2004年には,個人の成績は10勝6敗ながら,チームのリーグ優勝と日本一に貢献し,シーズン終わった11月には柴田アナとの婚約を発表,同年12月には結婚式を挙げています。
まさにトランジット土星木星の象意がクリアに表れている一例です。
で,彼にとっての”災難”の口火を切るきっかけとなった柴田倫世アナとは,2003年に土星が抜けるとともに,”切れる”のはないかとひそかに思っていましたが,松坂選手の乙女木星の幸運期の続きにめでたくゴールインという結末になりました。
ただ,この7月から土星が獅子座入りし,松坂選手の獅子金星―蠍月・火星の90度に重なってくるので,奥様である柴田アナには少々辛い状況があるのではないかな,と他人事ながら思ったりもします。まあ,決定打にはなり得ないとは思いますが。太陽サインが乙女と山羊で元来の相性はよいですし(極めて単純な見方ですが)。
芸能人は年齢をサバ読みしていることも多いらしく,公表プロフィールをもとにチャートを描くのは不安ですが,松坂選手のように早くから注目され動きの分かる=生年月日が確実なスポーツ選手なら大丈夫ですね。
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